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ハワイ ホノルルマラソン旅行記1 準備編①エントリー方法・選ぶべきホテル

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2012年のホノルルマラソンで初フルマラソンを経験して、2013年にNYCマラソンを走った私たち夫婦が、2015年12月に2回目のホノルルマラソンを走った様子を旅行記として綴っていきます。(NYCマラソンのブログはこちら

 

ホノルルマラソンに関するお役立ち情報と、ハワイの美味しいものおすすめスポットも併せてご紹介します!

 


 

フルマラソンは3回目とはいえ、Fun Runの域を出ない私たち夫婦。

海外のマラソン大会にエントリーする理由は、普段のトレーニングを頑張る動機づけとしてであり、また、「走って回るとその土地の魅力がよりダイレクトに感じられるな」と実感したからで、全くストイックなランナーではありません。

 

写真を撮ったり、周りから聞こえてくる音楽を楽しみながら、その土地土地の文化を感じることがもう一つの目的でもあります。

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マラソンを含めた旅行以外でも、「日本国内での事前準備が大事」と考えている私たち夫婦ですが、中でもマラソン大会に参加する旅行の場合は特に大事です。

 

もちろん安全なハワイ、そして制限時間のないホノルルマラソンなので、行き当たりばったりでも完走もできるでしょうし楽しめるでしょうが、せっかくなので、より楽しむためと、せっかく現地にいるのに現地で「この後どうしよう」と考えたり、また「あれを買っておかなきゃ」とバタバタするのが本当にもったいないと思うからです。

 

大きく分けて、下記にポイントについてまとめました。

 

1.エントリーやホテル予約、全体スケジュール
2.マラソンの練習
3.マラソンを快適に走るための準備
4.マラソン以外も満喫するためのスケジューリング

 

この準備編①ではまずは 「1.エントリーやホテル予約、全体スケジュール」から。

 

 

何を自分たちで手配すべきか

 

最初のフルマラソンの時は、旅行会社で全てパッケージになっているツアーに参加しました。

フルマラソン自体が初めてで、しかも海外だなんて、と心配に思い、全てを依頼したのですが、

結論から言うと、私たちは「選んで良かったものの、かけた金額を考えると不要だったな」と思うところもありました。

 

旅行会社に依頼することとして、大きく3つに分けることができます。そしてその3つは別々に注文することができます。

A.エントリー代行
B.マラソンサポートパック
C.航空券とホテル手配(マラソンツアーなど)

 

A.エントリー代行 


まず<大会エントリー>に関しては、ホノルルマラソンは、JALが主催しているということもあり、エントリーがとても簡単で海外のマラソン大会とはいえすべて日本語で完了できました。ホノルルマラソン公式HPはこちら

 

WEB上で申し込んで、11月〜12月に送られてくる書類を持って、現地で3日前から前日までの間にゼッケンを受け取りに行くだけ、です。

なので私たちは今回は自分たちで行いました。

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B.マラソンサポートパック


そしてこれは旅行会社によって異なるかと思いますが、主に下記のような内容が入っているかと思います。
ⅰ.国内での大会についてのセミナーや走り方講座に参加できる


ⅱ.現地で空港到着後にゼッケン受け取りのEXPO会場への送迎 


ⅲ.マラソン当日の送迎(ホテル→スタート地点、ゴール地点→ホテル)


ⅳ.マラソンゴール場所でのテント利用(軽食やストレッチスペースなど)


ⅴ.並ばずにマラソン完走証明書の取得代行してくれる

ⅵ.旅行会社主催の現地での練習やパーティーなどイベントに参加できる

 

この中で私たちが前回最も「申し込んで良かった」と全て終わってから思ったのは、

「ⅰ.国内での大会についてのセミナーや走り方講座に参加できる」ことです。

ホノルルマラソンを事前にコーチによる走り方の簡単なレクチャーや、ホノルルマラソンに関する情報を教えてくれるので、とても参考になりました。

 

逆に言うと、例えばRUNサークルなどに所属していたりして、「走る」こと自体に心配がない方は必要ないかな、と思います。(ホノルルマラソンに関してはこちらのブログを参考にして頂ければ)。

 

ⅱ.EXPO会場への送迎」「ⅲ.マラソン当日の送迎」に関しては、ホノルルの場合は、ワイキキエリアに泊まっていればどこでもタクシーですぐですし、それはマラソン大会の日でも全く問題なかったです。

また公式HPによると、ホノルル動物園のカパフル通り側駐車場からスタート地点までノンストップバスも出ているそうです。

(ちなみにNYマラソンの時はスタート地点がステタン島で電車でもタクシーでも行けず、ここだけがネックだったのですが、別途、NYCマラソン編で詳しく書いてます)。

 

そして何よりもホテルをAM3時に出るスケジュールで集合するのですが、ワイキキエリアからアラモアナのスタート地点までは車で15〜20分ほどで、3時半にはスタート時点に着いてしまいます。5時のスタートまでかなり時間が空き、それが無駄だなと思ったことも「今回は集団行動じゃなくて良い」と判断したポイントです。

 

ゴール後の帰り道に関しては、前回私はかなりヘトヘトな状態でゴールして、その後もパーク内で歩くことも困難な状態だったのですが、バス乗り場は当然パークの入り口にあり、そこまで歩ければ普通にトロリーや市バスが走ってます。

すぐ前にあるホテル(クイーンカピオラニとか、アストンワイキキとかですかね)でタクシーを呼んでもらっても良いでしょう。

後述するホテル選びのポイントにもなるのでそちらも是非参考にしてください。

 

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「ⅳ.マラソンゴール場所でのテント利用」も、上記写真のように大きく設営され、カレーなどの軽食も魅力的なのですが、ゴール地点のカピオラニパークは広くて、旅行会社のテント内でなくても芝生エリアでゆっくりできるのと、軽食もマラサダやバナナなど大会側が用意してくれているものもあります。

 

「ⅴ.完走証明書の取得代行」に関しては、大会翌日の、午前9時~午後5時にカピオラニ公園内の「完走証受け取りテント」で受け取れるので、旅行会社のカウンターに行くより近い方はあまり意味がないのと、急いで欲しいわけでない場合は、翌日に取りに行かなかった場合は、自動的に事務局が日本の住所に送ってくれます。(公式HPのFAQより)

 

ということで、今回、私たちがマラソンパックを頼まなかった理由は、

金額とのバランスで自分たちでできると思うことが多い」ことに加え、「集合時間が必要以上に早いから」です。

AM5:00スタートで、スタート地点までは車で長く見ても20分なのに、ホテルの前の集合時間がAM3:00でした。

どうしても集団行動というのと責任が生じるため仕方ないのだと思いますが、スタート地点についてから皆で体操などしますが、それでも時間がかなり余るので待ち時間がとても長かったです。

(当日は興奮しているのであまり感じませんが、後述のトイレの問題などあまり早くアラモアナパークにいるメリットを感じませんでした)。

 

ⅵ.旅行会社主催の現地での練習やパーティーなどイベントに参加できる

ただ、何よりも「大勢の人とより仲間意識を持って一緒にお祭り気分で盛り上がる!」という意味では本当に価値があると思います。現地にて朝ゲームをしながら軽く走るイベントだつたり、完走パーティなど、団体だからこそ、の魅力がたくさんあります。

 

ぜひ参考にしてご自身の価値観と照らし合わせていただければと思います。(実際、上に前回のホノルルマラソン時の写真を載せていますが、これらのサポートを満喫しているのがわかると思います。笑)

 

また、実際の様子を載せる回では、ツアーだった時とそうでない時との過ごし方の違いも載せていきたいと思います。お楽しみに!

 

 

C.航空券とホテル手配(マラソンツアーなど)


航空券とホテルがパックになっていた方が安ければそちらを、高ければ自分たちで手配、とその都度簡単に調べて比べて決めています。ただホノルルマラソンの場合は、「どの場所にあるホテルを予約するか」がとても重要です。

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選ぶべきホテル

ホノルルマラソンは、上記の地図の通り、スタート地点がアラモアナパークで、ゴール地点がカピオラニパークです。スタート地点の近くが良いか、ゴール地点の近くが良いか、またはそれをあまり気にしないか、についてですが、旅行会社のマラソンサポートパックなどで送迎が付いている場合は、送ってくれるのでどちらでも変わらないかなと思います。

 

私たちは今回それを頼まなかったので、ゴール地点のカピオラニパーク側エリアのホテルにしました。前述の通り、移動手段はいくらでもあるのですがいちばん融通がきくのが徒歩なので、ヘトヘトになった状態でも歩いて帰れる距離のホテルを選びました。

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この地図で一番左がスタート地点のアラモアナパーク側右側がゴール地点のカピオラニパーク側です。

また、マラソンの事だけでなく、そもそもワイキキエリアではアラモアナ側よりもカピオラニ側の方がゆったりとした雰囲気で好き、ということも大きいです。

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また、ホノルルマラソンの場合のホテルの選び方として、「カラカウア通り沿い」にすると大きなメリットがあります。

マラソンの最中、トイレ問題があります。ホノルルマラソンはとても暑いということもあり、事前に水分をたくさん摂っておく必要があり、その分トイレが近くなりますが、トイレはかなり並び、ここでかなりのタイムロスとなります。

また、簡易トイレということもあり、あまり綺麗ではありません(というより結構カオスです、実際)。10km付近で一度行きたいと思う人も多く、そのトイレがスタート地点の次のトイレということもありかなり混みます。

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そこで、9km付近でカラカウア通りを走るのですが、ホテルのトイレが使えるととても便利です。(コースをはずれてもOK)

もちろん場所さえ分かっていれば宿泊客でなくても使えると思いますが、ホテルによってはロビーのトイレは宿泊用のカードキーがないと入れないところもあるので。この方法は、初めてホノルルマラソンに参加した時に、事前のHISマラソン講習で中島靖弘コーチが教えてくれた裏技です(笑)

 

ホテルを地図上で選びたいときに、【Booking.com】 はとても便利です。

宿泊する日の1週間前くらいまで金額がかからないケースが多く、口コミを参考にして選んだり、そして、地図上の場所から選ぶことができる機能があるので、上記の、スタート地点側にするのか、ゴール地点側にするのか、などを考慮して選びやすいサイトです。

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こんな感じに、日程を入れるとその日空いているホテルのみが、場所のイメージがつくように出てきます。

 

そしてホテル選びの際のポイントを最後にもう一つ。「バスタブ、もしくはプールの有無」です。フルマラソン後の疲労回復や怪我防止のためには、「とにかくできるだけ早く足全体をアイシング」すると良いそうです。

ただハワイのホテルの中には、バスタブがなかったり、あってもかなり浅い場合もあるのでそこもチェックポイントです。でも、夫婦で一番良いと思っている方法は、パッと水着になって、(汗はちゃんと流して)アイシングも兼ねてホテルのプールにドボンと入る方法です!多くのホテルにプールは付いてますしランナーにはそんな使い方もオススメです!

 

ホノルルのホテルを地図で見る

 

 

全体スケジュール

そして<全体スケジュール>として、日曜日のAM5:00がマラソンスタートなのですが、「何曜日に入って何曜日に帰るのが良いか」についてです。

 

休みが取れない場合は最短4日間で、金曜日の深夜羽田発で、日付変更線を通過するので金曜日の午前中にハワイに着いて、土曜日は1日過ごして、日曜日のAM5:00からフルマラソン、そのまま18時のハワイ発のフライトで、月曜日の22時頃に羽田着、という形になるかと思います。 

 そうすれば、会社のお休みは月曜日だけで済みます。

 

でも、もう少し休める、という場合は下記を参考にして下さい。

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5日以上行ける場合「マラソン前に増やすか、マラソン後に増やすか」は大事なポイントです。

◆マラソン前に増やすメリット:

「1.暑さに慣れることがとにかく重要」

「2. マラソン後は思うように歩けなかったりするので、ショッピングなどしたい人は前に」

 

◆マラソン後に増やすメリット:

「1.マラソン前は体力が消耗しないように日焼けしたりたくさん泳いだりは望ましくないので、ビーチで楽しみたい人は後に」

「2.マラソン前も特別気にする必要はないものの、どこか緊張感があるので心置きなくたくさん食べてたくさん飲める!」

「フルマラソンを走った後は翌日も全く動けない、走った後は遊べない」からか、「前に延ばす」のが一般的なようですが、翌日はともかく2日後にはだいぶ回復してくるので(アイシングとマッサージが重要)、私たちは上記理由から後半に延ばすメリットを感じてます。

 

 ※上記にあるマッサージですが、事前に日本から調べて予約しておくと良いです。自分のゴールタイムを計算して余裕のある時間に抑えましょう。

 

このように、私たちの個人的な価値観で最終的には決断してきているのですが、それまでに比較検討した様子が少しでも参考になれば幸いです。

続いては「2.マラソンの練習」編です!

 

 

<ホノルルマラソンのブログコンテンツ>

◇準備編

ハワイホノルルマラソン旅行記2 準備編②マラソンの練習方法 - KM delicious trip

ハワイホノルルマラソン旅行記3 準備編③快適に走るためのアイテム準備 - KM delicious trip

ハワイ ホノルルマラソン旅行記4 準備編④ マラソン以外も満喫するスケジューリング - KM delicious trip

 

お気に入りレストラン

ハワイ ホノルルマラソン旅行記5 お気に入りレストラン1 朝食&ランチ編 - KM delicious trip

ハワイ ホノルルマラソン旅行記6 お気に入りレストラン2 ハッピーアワー編 - KM delicious trip

ハワイ ホノルルマラソン旅行記7 お気に入りレストラン3 ディナー編 - KM delicious trip

 

現地でのレポブログ

マラソン前

ハワイ ホノルルマラソン旅行記8 初日編 ゼッケンの受け取り方 - KM delicious trip

ハワイ ホノルルマラソン旅行記9 前々日編 暑さに慣れましょう - KM delicious trip

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ハワイ ホノルルマラソン旅行記11 いよいよ当日! - KM delicious trip

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ハワイ ホノルルマラソン旅行記13 マラソン翌日編 - KM delicious trip

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