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ドイツ クリスマスマーケットとサンセバスチャン旅行記⑦ シュトゥットガルト 後編

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世界最大級のクリスマスマーケットとなる、ドイツ シュトゥットガルトのクリスマスマーケット巡り。

 

とても広いので、地図に合わせて綴る後編です!

 

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前編でご紹介したシュトゥットガルト中央駅から歩いて、クリスマスマーケットの入り口にあたるシュロスプラッツの広場。

 

実はここはとっても広い!

 

マーケット、とはなっていないものの、広大な広場になっていて、こちらもイルミネーションが輝きます。

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昼間は、芝生の青々した広場。

観覧車のモニュメントや、

 

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像をあしらったイルミネーションが用意されていて、背景となる建物が美しく、気持ちの良い空間です。


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夜は、像もライトアップされて、こんな感じに輝きます。

その左奥に建つ塔も、時間によって音と光のショーが行われます。


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像の他にも、シュトゥットガルトに本社を置くメルセデス ベンツのイルミネーション。


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夜にはツリーが灯って、この広大な広場だからこそのスケール感がより感じられます。

 

この後ご紹介するマーケットゾーンは、両サイド屋台が並ぶ小道なども続くのですが、こちらの広場のダイナミックさとどちらもあることで、シュトゥットガルトのクリスマスマーケットは魅力が増している気がします。


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私たちが泊まったホテルから歩いて来るには、広場を抜けてクリスマスマーケットに向かう道順だったので、奥に光がたくさん集まって見えて、とてもワクワクしました。

 

ヨーロッパって、街中の中心以外は、必要以上に明るくしないですよね。

あまり明るくないだけに、クリスマスマーケットの明かりがより眩いものに感じるのだな、と思いました。

 

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そして、いよいよクリスマスマーケットらしいエリアに向かいます。

 

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かわいいライトが売っている屋台が建っていて、その奥には、


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かなり混雑したグルメゾーンが。

凄い人!

シュトゥットガルトのクリスマスマーケットで意外だったのが、食事の屋台があっても食事の屋台が続くことがあまりなく点在している感じなのですが、ここだけは別です。

グルメしか並ばない通りです。


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ソーセージはもちろん、ピザやハンバーガー、クレープといった、幅広いラインナップ。

 

その通りを抜けたら、今度はメインと言っても良い通りに出ます。

私たちは2日目の夜の最後は、数少ないお魚を扱うこの屋台で食べ納め。
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焼き鯖!


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炭のところに玉ねぎのスライスをまいていて、少しスモークされた感じになっていて、それでもジューシーで美味しい!

 

これは食べ歩きは難しいので、カウンターみたくなっているところで食べていきます。


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そして小さな広場には、かわいいアイテムを扱うお店がいっぱい!

 

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このちょっと広がったエリアです。


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ドイツらしい雰囲気満載です。


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このあたりのグリューバイン(ホットワイン)などを扱うお店は大混雑!

みんなおしゃべりと飲んだり食べたりを楽しんでます。

 

屋根の装飾も羊がたくさんいてカワイイ!
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そして、文房具屋さんがあったり、


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こちらは、帽子屋さん。

帽子を使ってのディスプレイです。


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カゴやバッグを扱うお店で見つけた、このトナカイの刺繍の入ったフェルトのバッグ。

毎年12月しか使えないだろうけど、24ユーロで安かったし購入!

 

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そして、ズラーっと屋台が軒を連ねる長い通りに。

これぞ、思い描いたクリスマスマーケット!

 

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地図でいうとこちらです。

細くて長い道が市庁舎の広場まで続きます。

 

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寒いのに、温もりを感じる雰囲気。

ワクワクのテンションも体を温めるのかもしれません。

 

もちろん防寒対策は万全にしてます。

私はカイロ2枚と極暖ヒートテックと厚手タイツで完全防備。

 

私たちが訪れた12月上旬のこの週は、最低気温4度、日中は7〜9度あったのでかなり暖かいほうでした。

ドイツの12月の平均気温は、最低気温マイナス2度、最高気温4度ということで、2018年も12月中旬になるとグッと冷え込む予報でした。


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 先ほどの広場もそうですが、背景になる建物自体が素敵なので、屋台もまた映えます。

屋台の装飾や造りも凝っていて、伝統や人々の想いが込められていることを感じて、全てが本物って感じがするのです。


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こちらの屋台屋根装飾は、ヘンデルとグレーテル

雰囲気あり過ぎです!かわいい!

 

不思議だったのが、このクリスマスマーケットって観光客も来ていると思うんですけど、こうやって写真を撮っている人がほぼいないこと。

地元の人だって撮って良いですよね?

毎年の恒例だからなのか?写真を撮る習慣がないのか?

不思議でした。


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日本に帰ってこのブログを書こうとして気がついたのですが、この本を読むサンタの奥に見える塔のある建物が、実は屋内マーケットだったようです。

 

2014年に100周年を迎えたというこの屋内市場には、地元の食材だけでなくヨーロッパ各国の食品も手に入るそう。

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地図でいうとこちら。


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前述の本を読むサンタのお店はお料理と飲み物のお店。

なにやら大きなフライパンで作られているものがとっても美味しそう!


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アップで見るとこんな感じ。

そして、ん?酸っぱい香り。

食べて見ると、ドイツの名物ザワークラフト(キャベツの漬物)ですね。

ソーセージの付け合わせとして、ポテトとザワークラフトがひたすらつけられるドイツ料理の定番。

こちらがニョッキと一緒に炒められています。

クセがすごい、このお料理。

でも、逆にちょっとクセになる。そんな感じ。です。

 

このお店のグリューヴァインは、ジンジャーが強めでとっても美味しかったです。


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 ちなみに、こうやってお食事系屋台の前にはスタンディング用のテーブルが置かれていることが多いのですが、テーブルの真ん中にはゴミを入れられるようになっていて、テーブルの脚自体がゴミ箱になっています。

 

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その向かいにある、このお店。

「BECK A BECK」。

こちら、前編でもご紹介したアップルワインを扱うお店のクリスマスマーケットの屋台。


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こちらでは、様々な種類のシュトーレンを売っていました。

シュトーレンとは、ナッツやドライフルーツがたっぷり入った焼き菓子で、かなりぎっしり。

 

シュトーレンが大好きな母にリクエストされていたので、お土産を買います。
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日持ちがするお菓子で、私たちが買ったものも2月まで持つものでした。

 

ウィキペディアによると。

 

ドイツでは、クリスマスを待つ4週間のアドヴェント待降節)の間、少しずつスライスして食べる習慣がある。フルーツの風味などが日ごとにパンへ移っていくため、「今日よりも明日、明日よりも明後日と、クリスマス当日がだんだん待ち遠しくなる」とされている

 

確かに買った時は、軽くて乾いた感じだったのが、旅行中に持っていただけで、なんだかしっとりした感じがします。


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 こちらはおもちゃ屋さん。

屋根には、大きな木の兵隊さん。


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今回、「買えたら良いな」、と思っていたクリスマスツリーのオーナメント。

さすが!たくさんあります!


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こんなシュールでシンプル、かわいいサンタも!

クリスマスって大人になっても、やっぱりワクワク、楽しいものです。

 

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こちらの屋根装飾も見事!

我が家にも小さい頃から実家にありましたが、ドイツのクリスマスの飾りで、キャンドルを灯すと空気の対流で頭についたプロペラが回る木のおもちゃ。

↓こういうの。

 

クリスマスピラミッド、っていうんですね。

その巨大版が屋台屋根についてます!

よく屋根が落ちないな、っていうくらいのインパクト。

 

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そしてまたグリューヴァインを飲みながら、屋台を眺めながら、そぞろ歩き。

かわいいレープクーヘン(スパイス入りの焼き菓子)。 

 
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 市庁舎まで歩いて来ました。

この市庁舎の窓には、数字が書かれていて、アドヴェントカレンダーになっています。

1日経つごとに、その日の数字がめくれて、シュトゥットガルトの行政区の紋章が現れてくる仕組みです。

 

小さい頃、チョコレートが入ったアドヴェントカレンダーをもらったことを思い出しました。

1日ずつめくって中に入っているチョコレートを食べられて、クリスマスが1日ずつ近づいていくワクワク。

 

甥っ子姪っ子に買いたかったな、と帰国してから思ったので、amazonで見てみたらありました!

 

こうして満喫したシュトゥットガルトのクリスマスマーケット。

これまた、後から見て気がついた!

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このカールス広場は、フィンランド村になっているそうで、フィンランド風のフードやグッズを売っているそう。。(「きらめくクリスマスマーケットの旅」より)

 

十分広いし、十分楽しんだから、まあ、良いか!

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クリスマス大好き!な方はもちろん、ヨーロッパクリスマスマーケットのパックツアー で、たくさんのクリスマスマーケットを巡る旅も良いと思いますし、

そこまでではない人で、12月のヨーロッパに行く時にフランクフルトでトランジットするなら、ドイツのクリスマスマーケットに立ち寄る、というのは、かなりオススメです!

 

今回は、フランクフルトから新幹線で1時間のシュトゥットガルトに来ましたが、帰国便のトランジットの待ち時間が3時間ちょっとあったので、フランクフルトのクリスマスマーケットも立ち寄れば良かった!とこちらも後悔。。。

 

フランクフルト空港からクリスマスマーケットのある市街地は、電車でわずか25分なんです。

なので、同じくクリスマスマーケットの季節でトランジットの待ち時間がやたら長くなってしまった場合、ちょっとだけでも覗くと、その温かくファンタジーな雰囲気に癒されると思います!

 

続いては、シュトゥットガルトから電車で20分で着くエスリンゲンのクリスマスマーケットの様子を綴ります。

こちらは、また中世のクリスマスマーケットを楽しめます!

 

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