2020年秋と2021年春と2回訪れた芦ノ湖キャンプ村。
富士箱根伊豆国立公園内に位置する 約2万坪の広大な敷地にある芦ノ湖畔唯一のキャンプ場です。
キャンプ場の特徴
ネガティブな要素としては、
・フリーサイトはなく狭めの区画サイトになってしまうので
大きいテントの人はギリギリになってしまう
&隣のサイトがなかなか近い。
・オートキャンプサイトは湖から少し離れてしまう。
そのため、合う人合わない人が分かれるところかと思いますが、私たちのテントはかなりコンパクトなのと元々車でなく公共交通機関でいくので、テントキャンプサイトに泊まるので問題なしです。
良いところとしては、
・トイレや炊事場がキレイ
・お風呂もあってキレイ(大人600円)
・売店も必要なものが揃う
・国立公園の中なので自然豊か
・桃源台から散策路を歩いて10分なので
フェリーやロープウェイの乗り場がすぐ
・ケビンもとてもステキ!
オススメは20番サイト
サイトの場所は予約はできないのですが、希望を出すことはできます。
(2回目にリクエストしたら叶えてくださいました!)
この図のとおり、テントキャンプサイトでは芦ノ湖の最前列になれるのが、サイト19番と20番。
19番はトイレやフロント側になり、人がかなり通る位置なので20番がオススメです!
(最前列、といっても湖畔ギリギリの場所ではないです。)
キャンプ場の設備の様子
まずはフロント。
とてもキレイな建物。
良い天気過ぎて光が飛びまくってますね。
フロント棟入ってすぐ売店があり、入り口に必需品が並んでます。
レンタサイクルもあります。
電動自転車になるようですが、1時間500円。
自転車で公園内をサイクリングも気持ち良さそうです。
広々としたフロント棟。左が受付です。
売店はコンパクトながら、必要なものはここで買い足せるので便利。
夕方から早めのご飯になりがちなキャンプはランチは軽めにしたいので、設営したらまずカップラーメンを食べるのが最近の私たちのスタイル。
カップラーメンと好みのお菓子、焼酎ボトルがあるのは嬉しい。
冷凍食品もある程度揃います。
コテージもあるから、大勢で来たときに重宝しそうです。
小さなサイズの洗剤や虫除けやティッシュなど、キャンプで「少しだけ欲しい」が叶うありがたいラインナップ。
お酒はこのくらいの品揃えになっています。
箱根のクラフトチューハイもあります。
薪と炭も当然ですがあります。
ただ炭がオシャレでエコなココナッツの炭なのでちょっと着火しにくい難点はありました。
受付と買い物を終えたらサイトへ。
芦ノ湖が見えてきました!
敷地内も全体的にとても整備されていて快適です。
テントキャンプサイトに一番近いトイレ。
洋式ですし、きちんとキレイ。
湖の畔のBBQスペース。
食材から用意してもらうこともできるようですね。(3日前までの要予約)
広々とした造りで快適です。
こちらは4番サイト。
湖からは離れてしまいますが、秋だったので紅葉は美しいです。
サイトがかなり小さいですし、隣が近いってこのくらいです↑。
ミニマルなスタイルの私たちには十分な広さなんですけどね。
設営しながらビールを飲む幸せ。
そして、カップヌードルタイム。
こちらが20番サイト。
湖の超目の前ではないものの、ぐっと近づいて良い感じです。
穏やかな芦ノ湖。
あいにく富士山はこのキャンプ場からだと見えません。
11月中旬でこのくらいの紅葉。
こちらのフロントすぐ前の多目的ホールは、夜中でも扉が開いてて、ウォームレット&ウォシュレットがついてるトイレが使えます。
お風呂は有料(600円タオル付き)で、このくらい広くてキレイな浴室があります。
この後記載している"箱根レイクホテル"で立ち寄り湯ができるので、そちらもオススメです。
ケビンの様子
このキャンプ場は、ケビンもとてもステキです。
この美しい森の中に等間隔で並びます。
デザインもシンプルナチュラルでモダンです。
地図の1がケビンの独立タイプで、
2が連立タイプとなっていて、大勢で行ける場合は良さそう!
一つずつのケビンの間取りはこんな感じで、
テラスでBBQができるのと、キッチンを囲むように椅子が並ぶテーブルで機能的に楽しく過ごせそう!
コンパクトながら十分な設備ですよね。
ひとつ一つが森の中にあるのと奥に芦ノ湖が広がるのでロケーションとしても良いです!
連立タイプはこんな感じに連なっています。
湖からは遠くなる位置に連立タイプが建っています。
秋は落ち葉がふかふか。
この小径を通っていくと、約10分で桃源台のフェリー乗り場まで行くことができます。
周辺の楽しみ
フェリー
キャンプ場でクレジットカードが使えないことが発覚して、現金をあまり持ち合わせてなかった私たち。
桃源台には、かつてはATMがあったそうですが、今はない、ということで、、、
フェリーを楽しみつつ、芦ノ湖の逆サイドの「元箱根」港近くのセブンイレブンまで行くことに。
観光船!という感じですが、何だか久しぶりに乗ったらワクワク。
良い天気で、11月中旬の夕方は風が冷たいですが、気持ち良い!
セブンイレブンでお金を下ろしてお買い物もして。
またキャンプ場に戻ります。
日の入り時刻の迫った空のグラデーションが美しい時間帯。
暗くなってから火起こししないとになっちゃいましたが、素敵な光景です。
行きと違うデザインの船。
3種類の船が廻っているようですね。
夕暮れの芦ノ湖と富士山!
キレイですー。
帰りの小径とキャビンも景色もFIGAROの世界!
芦ノ湖に浮かぶ遊覧船も幻想的な光景です。
夜ご飯は焼肉と
お鍋♪
秋キャンプはお鍋が温まって良いですね。
春にまた訪れた時は串カツにしました♪
これまた最高過ぎましたー。
そしてまた食べ過ぎましたー。。
秋も深まった11月中旬の芦ノ湖ですが、
焚き火とホッカイロとニット帽で防寒。
焼酎お湯割りで焚き火の音を聞きながらゆっくり過ごすのがキャンプの醍醐味ですね。
朝靄に霞む芦ノ湖。
11月の日の出時刻は、6時過ぎなので、そこまで早起きしなくてもこの穏やかな光景を見られるのが良いですね。
湖の水温の方が、外気よりも温かいんですね。
キャンプならではの光景です。
そのまま早朝散歩。
フェリー乗り場まで。
白鳥ボートも並んでおやすみ中。
日中はたくさんの人を乗せる海賊船もお休み中。
なんか、ザ・観光!っていうものなのに風情感じちゃいます。
ちょっと幽霊船っぽい??
!!!
白鳥ボートの墓場発見。。
大涌谷
桃源台からはフェリーだけでなく、ロープウェイも出てますよね。
大涌谷まで久しぶりに行ってみました。
ちなみにチェックアウト後も、芦ノ湖キャンプ村のフロントで荷物を預かってくれます。
ありがたいー。
見事な大涌谷の硫黄の吹き出し口。
物凄い迫力!
ロープウェイから見るこの景色は圧巻!
遠くに富士山も見えます。
ただ、ここまでの3枚の写真は、強羅方面から桃源台方面に進む人には必ず見られる光景ですが、
桃源台から来た場合は、桃源台を超えて早雲山までの間に見える景色です。
私たちは「せっかくなので」と、早雲山まで行ったものの、早雲山にはちょっとした見晴らし台と足湯があるだけで特に見どころなかったので、軽く見て引き返そうと思ったら、早雲山のロープウェイ乗り場が激混み!
↑このパンフ情報からして若干の怪しさはあったんですけどね。
ロープウェイのゴンドラの中もコロナで人数制限してるためでしょうね、ちょっと行って戻ろう、と軽い気持ちでいたらめちゃくちゃ時間を要しました。
大涌谷では黒たまごですよね。
あいにく黒たまごを作る「玉子蒸し場」へ続く大涌谷自然研究路は現在通行止めで行けませんでした。
黒たまご自体は売店で売ってます。
正直、私は卵ってそこまで好きじゃない。
おでんの卵とかってメインキャラ扱いされてるけど、出汁が黄身が溶けて濁るし、味もポソポソしてるし。
なので、ゆで卵もそのくらいの「嫌いじゃないけど、好きでもないし、そんな人気なのはよくわからない」くらいで思ってたのですが。
この卵、めっちゃ美味しい!
「普通の茹で卵」って言う人もいるけど、味が濃いしいただいた塩をつけるだけで、こんなに美味しくなんて!
と、ゆで卵に開眼した私。笑
雄大な富士山。
富士山って何度見ても、目に入るたびに
「わぁーっ!」ってなるパワーありますよね。
箱根九頭龍神社
芦ノ湖キャンプ村から歩いて40分くらいのところにある九頭龍神社。
芦ノ湖の湖畔を歩いていけるのですが、正直そこまで素敵な散策道が続くわけでないので、
レンタサイクルで来れば良かった、と思いました。
↑このくらいの散策道。
ちょっと雑木林感が否めない道が続きます。
↑かわいい苔とかあって、それは良いんですけどね。
車で近くまで行けないので、車の人も駐車場に停めて遊歩道を20分くらい歩きます。
料金600円を払って中に入ります。
湖畔を歩いて行くと九頭龍神社と水中鳥居があります。
まずはお参りして。
見えてきました、水中鳥居。
人がたくさん。
でも、写真左の木の横から降りられるようになってて、湖面に近づけて人がいない場所があり。
そちらで写真撮影。
有名なパワースポット。
ご利益ありますように。
箱根レイクホテルの立ち寄り湯
芦ノ湖キャンプ場とすぐ隣にある箱根レイクホテルは、日帰り温泉も可能です。
とても広いしとても快適♪
レイクホテル前にもバス停があり、帰りは桃源台でなくそちらから乗ればとても便利です。
大人1,200円(小タオル付き)とそれなりのお値段しますが、広々として内湯のほかに、露天風呂があります。
ぬるめの長湯できる温度の気持ち良い露天風呂と、
奥に1人用の樽風呂があります。
繭みたいなのはサウナなのですが、あいにくコロナで使用不可になってました。
日曜日の昼間でしたが、ほぼ貸し切り状態で、快適でした!
脱衣所も清潔です。
冷水機もあってありがたい!
化粧水や乳液もあり、
アメニティも充実。
休憩室もあります。
温泉入って畳でゴロゴロ。最高です。
もちろんホテルなのでフロントで大きな荷物も預かってもらえますし便利!
帰りは、ホテル前のバス停から新宿行きの高速バスに乗って一本。
昼寝したりiPadで映画見たりブログ書いたり自由にできるから、自分たちで運転するより快適です。
箱根から東京は渋滞も多いので、それもストレスなくて良いのです。
仙石原のススキ草原も通ってくれて、車窓から楽しめます。
芦ノ湖キャンプ場、いかがでしたか?
このアクセスが抜群で、湖などの見どころたくさんあって、狭め区画サイトですが清潔なキャンプ場なので、今後も何度もリピートするであろうキャンプ場です!
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