前回、神津島の魅力をまとめましたが、今回は行き方まとめです。
神津島へは行き方がいくつかあります。
そして島についてからの交通事情についても併せてまとめていきたいと思います。
神津島への行き方は全部で3(4)通り
①調布飛行場よりフライトで45分 大人往復28,200円
②-1 竹芝桟橋より高速ジェット船で3時間45分 大人往復24,380円
②-2 竹芝桟橋より大型夜行客船で約12時間 大人往復14,920円〜44,280円(2等〜特等)
③下田港より神新汽船で最短2時間20分 大人往復9,400円〜18,860円(2等〜1等)
私たちは、以前下田と神津島を組み合わせた夏休みを計画していたので、下田線も下記にまとめていきますが、基本神津島だけを訪れる人で多く利用するのが①か②になると思います。
まず飛行機で行くか、船で行くか、の違いになるのですが、①の飛行機は早い分もちろん高い。でも、②-1のジェット船と金額で一人4,000円弱しか変わらず、それでいて、時間は45分から3時間45分、とかなり増えるので、完全に①がおすすめです。
②-2の夜間に寝ている間に進んで朝着いてる、というのも良いのですが、ちょっと疲れそうなので避けました。船旅楽しいんですけど、12時間はちょっと長いなーと。
調布飛行場のHPはこちら→新中央航空株式会社 運賃案内
船のHPはこちら→運賃表|伊豆諸島へ行く船旅・ツアー|東海汽船
下田と組み合わせていく場合は、
旅の計画を立てる際に、下田を出る曜日に注意!です。
曜日によって、航路が異なり、下田から次に神津島へ行ってくれる曜日と、式根島や新島などから回って最後に神津島、という曜日と分かれるからです。
下田から神津島へ最短の2時間20分で行ける曜日は、上記の通り、月・木・土曜日です。
調布飛行場の詳細まとめ
旦那さんの実家が京王線沿線なので、私たちは特に調布には馴染みがあるのですが、「調布ってどこだっけ?」という方もいると思いますが、
調布駅は京王線で新宿から特急で17分。
東京の西エリアに住んでいる人には、竹芝よりも行きやすい場合も多いのではないでしょうか。
調布飛行場は、京王線 調布駅北口 から 小田急バス で15分前後 、JR中央線 武蔵境駅南口・京王線 調布駅北口 からいずれもタクシーで 15分前後( 約2,000円 )で着きます。
グラウンドや公園が並ぶエリアの一角にあります。
結構近代的でキレイな建物。
入ったらすぐにチェックインカウンターがあり、行き先の島別に窓口が分かれています。
神津島カウンターに行ったら名前を呼ばれて、「どうしてわかるんだろう」と思ったら30分前ギリギリに行ったので、最後のお客さんだったようで。最大19名乗車だから全て把握されているんですね。
面白いのは、体重を記入すること。小型機なのでバランスが大事なので体重で席を指定されます。(飛行機に乗る直前に名前を呼ばれて、「この席に」と指定されます。)
あと、持ち物の重量は一人5kgまで。私たちはふたりで10kgを超えてしまったので、超過料金を払いました。でも、超過1kgに対し300円という程度ですが。
基本は全部預ける形で、手荷物を持っていきたい場合は、ずっと抱えていくことになります。
時間になると小さな保安検査場を通って、待合室で待ちます。
目の前はいろんな島へ飛び立つ小型機が!テンション上がります!
時間になると、神津島行きのお客さんを連れて、滑走路へ案内してくれます。
これは帰りの写真なので建物側に歩いて行っている感じになっていますが、この建物から出ていきます。
自分たちの名前を呼ばれるまで少し待ちます。
席を指定され、係の方が扉を閉めるまでに非常時の案内をしてくれます。
そう、CAさんなどはいないので。
座席前のポケットにはこの楽しい地図が。
この地図で見るように、調布飛行場を飛び立って神津島に行くにあたり、右側の方が富士山が見える席になります。
行きも帰りも私は右側で、行きは富士山見えて良かったし、帰りは夕方で左側が西日方面になるので光で飛んでしまって富士山が見えなかったようで旦那さんはお気の毒でした。
こんなふうに、左右に1つずつの席の小さな飛行機。
ワクワクします!
フライトの様子
飛び立ってすぐ味の素スタジアムが見えました!
さらに上空に行くと、奥には富士山!
雲の上まで出て、雲の隙間から見える街並みと奥には富士山。
すぐ横で回るプロペラ。
江ノ島も、鎌倉の海岸線もキレイに見えました!
この角度で富士山も一緒に見られる景色は最高の体験です!
こちらは帰りの写真ですが、新島など他の島の形がよくわかります。
これは利島でしょうかね。
島の上に同じ形で雲が重なってる光景が多く、海よりも島の上の方が雲ってできやすいんですね?!
神津島に着陸する時もワクワクものです!
地形が面白く複雑に隆起している様子が上空からだとわかって、空港がこの断崖のすぐに滑走路があるから、日本でも屈指の難易度だそう。
夏はまだ良いけど、冬はかなり揺れて怖いと、お迎えに来てくれた丈栄丸のご主人が話してくれました。
カッコいいー!
小型化のすぐ近くを歩いて見られるっていうだけでも、ワクワク体験です。
空港のこの感じとか、以前行ったニュージーランドのグレートバリア島の感じとそっくりです!
荷物を出してもらって(それもほぼ待たないです。すぐそこから出してくれて並べてくれるので)、たくさんのお迎えの中から、今夜のお宿の丈栄丸さんの名前を見つけました。
調布飛行場もそうですが、売店やレストランなどはありません。
飛行場、って感じです。
まぁ、45分で着くのだから飲み物の自販機さえあれば問題ないですね。
空港の建物出たら、木々が生い茂って、いきなり島感満載!
愉しいフライトを楽しんだら、全く別世界に来たトリップ感が最高です。
空港が高台にあったのか、お迎えの車から坂を下って海が見えた時はこれまた感動ー
神津港すぐ隣の前浜でこの鮮やかさです!
神津島内の交通事情
神津島は思いの外小さいのですが、それでも当然徒歩以外の交通手段は必要になります。
神津島での基本の交通手段は、①路線バス ②タクシー ③レンタバイク・サイクル です。
空港からは、宿がお迎えに来てくれるケースが多いと思いますが、自力で行く場合、フライト到着時刻に空港発バスが絶対にあるとは限らないので要注意です。
↑こちらは9月の調布⇄神津島フライト時刻表。
週末には、神津島着が、
9:30、11:45、15:45、とあります。
ですが、空港に寄ってくれるバスは、
9:45、15:25、16:21なので、
9:30着用、16:05発用、15:45着用、ですね。
なので、11:45着用のバスはないということですね。
これも時期によってかなり変わるようなので、しっかり調べていきましょう。
▼調布飛行場 時刻表
https://www.central-air.co.jp/timetable.html
▼神津島バス時刻表
https://vill.kouzushima.tokyo.jp/travel/transport.html
▼タクシー
神津島タクシー TEL:04992-8-0040・0911
都島タクシー TEL:04992-8-0147
島の広さ・規模感
神津島の中心地は、神津島港になります。
そこがフェリー乗り場でもあり、島内のさまざまなバス路線の起点ともなっていますし、
観光協会の事務局もある場所です。
その神津島港から、一番の名所とも言える赤崎遊歩道までは、距離にして5.1km。
車で11分、バスで20分、自転車で22分、歩くと1時間という距離感です。
レンタサイクル・レンタバイクのお店は2つあって、
神津島オートサービス:
レンタサイクル(40台)レンタバイク(40台)あり。自転車料金2時間1,000円~、バイク料金2時間2,300円~
レンタバイク スズキ:
自転車料金2時間1,000円~、バイク料金2時間2,300円~
で料金は同じですね。
島の中心地、神津島港へ抜ける神津本道。
ここから坂を下っていくのが、なんとも気持ち良いです。
この坂を下り切った、ビーチ目の前にあるお土産やさん。丸島土産店。
こちらは、ライフジャケットを借りたり(1日借りて500円と赤崎遊歩道で借りる1日1,000円よりも安いです)、ソフトクリームを食べたり、地ビールのボトルを買ったり、かなりお世話になりました。
お店の前の道路を渡ると、目の前が前浜海岸です。
こちらも、夏はライフセーバーの方がいました。
島の地ビールは、ブリュワリーもありますし、ボトルでお店でも売ってます。
お土産物屋さんから港方面に歩く光景。
右手に見える2つの建物、右が干物とか売ってる"よっちゃーれセンター"。
朝行くとお弁当も売ってて、赤崎遊歩道で海遊びするのに持って行きました!
左の建物が、フェリー待合や観光協会やコインロッカーが入ってる"まっちゃーれセンター"。
港側から島中心の方面を見た景色。
神津島は海もあるけど、山もあるのが良いんですよね。
よっちゃーれセンター前の防波堤に島の学生が描いたウォールアートが並びます。
よっちゃーれセンターの奥側がバスターミナルになってます。
ここから、赤崎遊歩道行きや、空港行きのバスが始発で出ています。
もちろん本数はかなり少ないので、ご注意を。
時刻表をしっかり見て動く必要があります。
神津島港。
静かで良い感じの島の雰囲気です。
以上、神津島の交通事情まとめでした。
小さ過ぎないけれど、大きくもない島なので、その規模感が私たちにとってはとても心地良かったです。
行きたい場所が、島のさまざまな場所にありながらも、それぞれが離れすぎてなく、移動の間もバスの車窓から見える海のキレイさや、岩の形や、のどかな島の空気が、非日常感を感じさせてくれて、でも同時にはじめて行った場所なのに、どこか懐かしい、そんな魅力のある島です。
続いては、神津島の魅力的なスポットである、赤崎遊歩道の詳細をまとめていきます!
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