海外旅行に行って、自分自身にお土産として何を買うか、とっても迷いますよね。
日本では何でも手に入るし。
でも、現地で、ふいに出会えたもので、今この瞬間じゃないと手に入れることがなかったであろうものは、確実にあると思います。
そんな海外旅行でふいに出会って、つい買ってしまって、でもそれが東京での生活に潤いを満たしてくれる要素になる。
そんなモノたちを紹介するシリーズを始めます!
第一弾は、バリ島のウブドで買ったこの絵です。
ウブドには、絵描きがたくさんいる村がたくさんあります。
詳しくは、バリ島の魅力含め↓こちらにまとめていますが、
バリとプーケット 比較 どう違う?オススメはどっち? - KM delicious trip
ウブドの魅力と言えば、
①「うっそうとした森やライステラスなど緑豊かな自然」
②「民族舞踏などの伝統文化」
③「スピリチュアルな雰囲気」
④「アユン川でのラフティング」
に加えて、
⑤「絵画の村でのギャラリー巡り」
があります。
ウブドに訪れた時の写真があいにくないのですが、Googleで検索しても、
「ウブド 絵画 ギャラリー」でずらり。
私たちがバリ島のウブドに訪れた時は、アマンダリにディナーにいって、そのままウブドの画廊などを見せてもらって、色んな絵を鑑賞したいなぁ、くらいのタイミングでした。
事前にアマンダリのディナーの料金は支払っていたこともあり、ほぼキャッシュは持ち合わせていない状態で訪れた村。
画廊の中のたくさんの絵を見ながら、ステキな絵がたくさんあるなあ、くらいのノリで見ていた時。
1000点くらいある作品を見た上で、
旦那さんと、「せーの!」で、
「ステキだー!」と、思った絵を指差して、ピッタリ当たったのがこの絵でした。
全体の構図も良いのですが、細かくて、見れば見るほど味わいを感じる、そんな絵です。
この木々の葉っぱの感じもめっちゃ細かくて丁寧に描かれています。
割り箸を削ったようなペンで、インクをつけて少しずつ描いていく気の遠くなるような作業だそう。
人物や畑や川の様子も見事です。
じっくり見ているとなんとも楽しい絵です。
とっても気に入ったので、どのくらいするのかなー?と思って金額を聞いてみると、
「15万円」
いやいやいやー、バリ島で15万円⁈
そりゃないでしょー
と思いつつ、ただ値切っても半額くらいだろうな、とも同時に思うわけです。
その時の私たちの所持金、
円にして1万5千円ほど。
何度も向こうも干渉してくるものの、
「欲しいけど、本当にこれしかないの」
と、お財布を全部開いて見せたら、
流石に、「あぁー、、、」というか感じで諦められた様子。
私たちも気に入ったので 残念だったけど、もう最後の夜で、ウブドには来れるタイミングがなく、仕方なく諦めて帰ろうと帰りの車に乗り込んだ、その矢先。
画廊のオーナーが、車の扉を叩いて追いかけてきたんです。
「実はこれは自分が描いた絵で。
とっても気に入ってくれたようだから」
と言って、なんと、私たちの所持金1万5千円で譲ってくださいました。
色んな画家さんの絵が並んだ画廊の中で、私たちが気に入った絵がたまたまその場にいたオーナーが描いた絵だというんです。
とはいえ、いくらバリ島の物価は安いとはいえ、三ヶ月くらいはかかったという作品を、わずか1万5千円で。。。
でも本当に嬉しいっ!
ちゃんと木の額も、一度バラして、飛行機で運べるようにして梱包してくれました。
バリの人は本当に優しい。
そんな思い出もかれこれ10年前のこと。
それ以来、何度お引越しをしても、お家の壁を彩ってきてくれているこのバリ島の絵画。
海外でひょんなタイミングで出会ったからこそ手に入れることができた、ずっと大切にしていきたいモノです。
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