2020年7月にオープンしたばかりの、リッツ・カールトン日光に2泊してきました!
また詳しくレポートしていきますが、まずは全体感を①にて纏めていきます!
総合での満足度
まず2泊3日の旅の総合点としては、
5段階中4.1 というところですね。
これは、ホテル内だけでない体験も含めての点数になるのですが、それも「ホテルの立地」「訪れるべき価値」に影響すると思うので入れてます。
総合での点数でなかなかの満足度でした!
ただ、コロナで海外や国内でも感情的に遠出できない、ということも加味して、にはなります。コロナが落ち着いて、どこでも自由に行けるなら、この金額かけるなら私たち夫婦は別のところに行くかとは思います。
また、今回SPGカードの特典で、1泊分無料だったことは大きいです。ディナー1回朝食1回含めての、合計13万4000円だったのですが、これが全額かかっていたら、1泊分の6万8000円が追加されて、20万超えていたら「うーん」です。
だけれども、コロナで開放感を求めていた私たちには本当に素晴らしい癒しとなりましたし、SPGカードの特典ポイントを使うチャンスを考えていたので、行って本当に良かったです!
また、「長い休みが取れない!最大2泊!」みたいな方にもオススメです。
総合 4.1
立地・ロケーション 4.8
空間 4.7
温泉 4.7
アイテム 4.8
サービス 3.0
料理・飲物 2.8
立地・ロケーション
最高のロケーション
日本で最も標高の高い場所にある湖である中禅寺湖のほとりにあります。
水景が望めるって、それだけでかなり高ポイントです。
↑こちらは、今回宿泊したお部屋からの眺め。テラスに出て正面から左側。
(SPGカード特典で無料アップグレードしていただけました♪ありがたし!)
そして、中禅寺湖は周りを山に囲まれており、特に男体山が見事です。
↑こちらも、今回宿泊したお部屋からの眺めで、テラスに出て正面から右手を見たビュー。
男体山が雄大です!
周辺環境
華厳の滝まですぐ!
そして、日光と言えば、東照宮と華厳の滝が有名ですが、華厳の滝から徒歩10分の距離、というのもプラスポイントですね。
こういう"ザ 観光名所"というところって、絶対混んでない時間に行きたいですよね。
それが徒歩10分なら、朝一のオープンと同時8時に行って全く並ばず、日曜日でしたが、他の人ともあまり会わずに観ることができました!
泊まるからこその特権ですね。
紅葉の時期はそういうわけにも行かないのでしょうけど、、、
滝なら、竜頭の滝も見事で、レンタル自転車で朝のサイクリングは最高でした!
(ホテルで自転車借りるより、自然博物館で借りられるレンタサイクルがお得です。
300円/1時間
車輪小さいですが電動自転車です。
詳しくはまた綴ります。)
湖で遊べる!SUPが楽しい!
あとは、湖が目の前のロケーション、ということは、「ホテルからの景色が良い」ということだけでなく、「湖で遊べる」、「遊んでからすぐシャワー浴びることができる」、というのがポイント高いです!
中禅寺湖は、透明度が本当に高くて、湖の上から眺める男体山は最高!
中禅寺湖は、白鳥のボートが行き交う、これも"ザ 観光地"って感じなのですが、河口湖などに比べると、観光地色は強すぎず、のどかな印象です。
リッツ・カールトンのHPを見て、SUPを申し込みたかったのですが、
あいにく予約が埋まっていて取れない、
とのことで、ホテルの超近くにあるサップを借りられる、ということで"レイクセンターひたちや"さんを紹介していただき、予約の連絡もしていただけました!
こちらは、1時間で1,500円、2時間で3,000円で、上記のホテルで用意しているアクティビティの1/3の価格で楽しめました!
こういう、ホテルでリクエストが叶えられなかったとしても代替案をくださるのはさすがリッツ・カールトンです。
おかげで、最高の体験ができました!
海のように大きな波があるわけではないので、初心者にも安心です。
男体山を臨んでのSUPは最高でしたー!!
お店があるメリット&デメリット
立地、という意味では、良くも悪くも中禅寺湖の中でも最も観光地的な場所ではあります。
例えば、中禅寺湖金谷ホテルなどはもっと奥まった自然豊かな場所にありますが、リッツ・カールトンは人工的なものが見える場所にあります。
ただ、これは一長一短で、周りにお店がある、というメリットもありました。
正直、ホテルの中は何でもかんでも結構びっくりするくらい高額なので、近くでお酒やおつまみが買えるのはありがたいですし、
2泊するなら特に、すべての食事をホテル内で食べると、私たちには恐ろしい金額になります。
旅館とは違い、宿泊と飲食が分かれているのがホテルの魅力でもあるので、外のレストランを上手く使えればと思います。
今回ヒットだったのは、リッツ・カールトンから徒歩1分の「鮨くろさき」さん。
特上御膳3000円で、このクオリティ!
コスパ高過ぎです!
お寿司、めちゃくちゃ美味しいです!
空間
外観
やっぱりリッツ・カールトン!そして建ったばかり!ということで、空間は最高でした!
湖側から見たホテル外観。
スタイリッシュでありながら、自然に溶け込むデザイン。
和の要素もふんだんに感じられる空間デザインながら、同時に"リゾート"も感じられる空間造り。
もともと日光レイクサイドホテル、があった場所、ということで、新しいホテルにありがちな「植物が育ってなくて閑散とした雰囲気になってしまう」問題がありません。
レストランが別棟になってたり、という造りも、雰囲気があってデザイン性も高くて良いですね!
内観
建物の中も、とても洗練された快適な造りになっています。
ビジターにも人気のアフタヌーンティーも楽しめるラウンジや、(その分、宿泊していて、ただ座ってる、が恐縮してしまう雰囲気は、難点です)
ボトルがスタイリッシュにディスプレイされているBARや、
洗練されたレストラン、
宿泊のお部屋も全て洗練されていながら、居心地の良い空間になっています。
リゾートのリラックス感に、世界トップクラスの洗練さが加わったら、それは最高ですよね!
温泉
国内に、東京、大阪、京都、沖縄と、これまで4つリッツ・カールトンがありながら、5つ目にして初めての温泉施設を持つ日光のリッツ・カールトン。
場所柄、撮影はできませんでしたが、(3回入って貸し切り状態の時もあったのですが、撮影は控えておきました。)
なので、写真は公式HPより拝借しました。
この写真では、露天風呂の様子しかわかりませんが、内湯もゆったり、開放感があります。
泉質も良いです。
露天風呂は特に硫黄強めで白濁したお湯、
内湯は透明なお湯でした。
洗い場なども洗練デザインで、天井が高いのが気持ち良く高級感あります。
サウナや水風呂もあって快適でした!
アイテム
新しいリッツ・カールトンの魅力の一つは、アイテムも新しくてデザイン性に富んでいて気持ちが良いこと、そして機能的であったこと。
例えば、お部屋のバースペース。
こんなステキな棚に、ドリンク類が。
日本茶の急須や湯飲みもステキ。
至るところに、和の要素が使われていて、ウエルカムフルーツは、こんなオシャレな箱に。
洗面台も趣がありますし、
引き出しにキレイにアメニティが入っていて機能的。
アメニティは、アスプレイでした!
良い香り♪
温泉に持っていく袋は、風呂敷から作られたこのバッグ。
照明も細かく設定、
ブラインドなども2種類あり自動で開閉します。
このあたり、やはり新しいだけあり、機能的です。
サービス
そして肝心のサービス。
リッツ・カールトンには、期待してしまう部分ですよね。
廊下ですれ違うだけで名前を呼んでご挨拶いただけたり(「え?なんでこの方が私の名前を?」という驚きに満ちた体験)、素晴らしいクレドに基づいたホスピタリティは、世界中にリッツ・カールトンのファンを作り出してきている、はずなのに。
オープンして未だ一ヶ月、ということを考えても課題はたくさん、ではありました。
ひとり1人の対応は丁寧で親しみもあり温かいのですが、とにかくセクションごとの連携がほぼ取れてません。
レストランはレストランに、アクティビティのことはアクティビティ担当に伝えないといけず、且つ即答されることがほぼないので、連絡待ち、な状態が何度もあります。
前述のSUPのホテル外のご紹介も、紹介いただけるのは大変ありがたいものの、あまりに情報を持ってなく、詳しく聞いてもその都度折り返しになってしまう、とか。
六本木のリッツが出来た時も、オープンして1ヶ月くらいのタイミングで伺った時も、「うーん」な状態でしたが、一つのホテルを立ち上げるって、いくらリッツくらいのノウハウがあっても一朝一夕ではいかない、ということですね。
今後に期待ですね。
そして、後日webアンケートに旦那さんが諸々書いたのですが、全てに丁寧な回答をくださいました。この辺りはさすがリッツ!です。
全ての宿泊者にアンケートを募り、全てに丁寧に回答する、結構な手間ですが、そうしてブランドは作られていくのでしょう。
料理・飲物
そしてもう一つの課題は、お料理。
ホテル内には、和食と洋食と2つのレストランがありますが、なかなかのお値段です。
私たちは、ホテル内では、1度洋食レストラン「レイクハウス」でディナーと、朝食をいただきました。
地元の食材を使っていて、美味しいものもあるのですが、
お肉やお魚の火入れの問題や、パンが美味しくない、など、残念でした。
何より値段に見合ってない、コスパが悪い、という印象です。
楽しみにしていた朝食も、1人6,000円という価格を考えると、「うーん」でした。
この、BOXに入っている朝食、とっても映える、のですが、その分アツアツで出てこないのが難点。特に卵。
都内のリッツなら、ホテルは宿泊だけでレストランは周辺にたくさん美味しいお店がありますが、日光はそれが厳しいですね。
前述の「鮨くろさき」など周辺で美味しいところを探さないと、です。
以上、ざっくり全体像をまとめてみました!
結論
リッツ・カールトン日光のホテル自体は、
空間最高!
自然を感じながら洗練も味わえる贅沢!
ロケーションも国立公園内に位置し、
「中禅寺湖」「華厳の滝」「竜頭の滝」「戦国ケ原」「男体山」「東照宮」「ニ荒山神社」など、水景も森林も楽しめて、スピリチュアルな雰囲気に満ちてます。
東京からの行きやすさもポイント高いですね。
全部をホテル内ですると、かなりの金額になるので、そのあたりの節約術次第で、トータルの満足度も変わるなぁ、と思いました。
そのあたり、私たちの工夫ポイントもまた纏めたいと思います。
レストランの様子、お部屋の様子、アクティビティについてなどはまた詳しく記事にしていきます♪
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