アジアンリゾートの魅力として、近くて、安くて、趣きがあって、 というのがあるかと思います。その中でも人気のバリとプーケットは、色んな楽しみが詰まっていて人気のビーチリゾート。
私もアジアンリゾートに行きたいな、と思った時はなんだかんだ、バリかプーケットにしていてバリは4回、プーケットは2回行きました。
そんなバリとプーケットを、自身の体験含めて、徹底比較します!
バリ島
国: インドネシア
アクセス: 東京・大阪から直行便あり。約7時間。
食事
インドネシア料理の、ナシゴレン(焼き飯)、ミーゴレン(焼きそば)、サテ(焼き鳥)などが有名ですね。
私はナシゴレン大好き!半熟卵とエビせんべいが乗っていて絶品ですね。お店によって、ご飯の味付けは変わりますが、その違いも楽しみなところ。
タイ料理に比べてそんなに辛くない、というのも特徴ですね。
ベストシーズン
熱帯で基本的に年中暑い気候です。
雨季と乾季があり、雨季は11月~3月、乾季は4月~10月になります。
雨季と言っても、スコールのように降ることが多いということですが、しとしと降り続ける日もあるようなので、やっぱり乾季に行きたいな、と思う私たち。
夏休みに行くのに最適です!
逆に年末年始のお休みにはどうしても足が遠のいてしまいます。
見どころ
賑やかも、洗練も、海も山も!
エリアによってその特徴が大きく違っていて、一度の滞在で色々楽しめるのが、バリの魅力。
クタ・レギャンは若者で賑わう町。ビーチも美しいブルーオーシャン!ではありませんが、賑やかでサーフィンのメッカ。
クロボカンやスミニャックはオシャレなショップが多く立ち並んでショッピングに最適なエリア。かわいいアジアン雑貨などが買えます。
ジンバランは、さっきまで生きていた海老や魚貝を選んでグリルしたものをビーチにずらりと並ぶテーブルでサンセットを見ながら楽しめるシーフードカフェが有名。有名ホテルも多いエリアでもあります。
出典:http://at-bali.cofcofbali.com
ヌサドゥアは、高級リゾートホテルが多く立ち並ぶエリア。外部とはゲートと堀で区別され作られたエリアで、治安は心配いりません。
ウブドは、緑が鮮やかなライステラスなど自然に囲まれたエリアで、絵画の村があってギャラリー巡りや、民族舞踏などの伝統文化を楽しめます。スピリチュアルな雰囲気を目当てに来る人も。
私たちはラフティングも楽しみました!
上記のように、エリアによって楽しみ方が異なり、一度の滞在で色んな楽しみ方があるのが、バリ島の魅力のひとつではないでしょうか。
バリ・ヒンドゥーが根付く「神々の島」
「神々の島」とも形容されるバリ島では、人々のおよそ90%が、バリ土着の信仰とインド仏教やヒンドゥー教の習合によって成り立つバリ・ヒンドゥーと呼ばれる信仰をもっています。
古くからの慣習もかなり色濃く残されていて、店や家の前には毎朝チャナンと呼ばれるお花のお供え物をするなど、宗教的な活動に多くの時間が使われていて、ウブドの町などを歩いていると日常的にそんな光景に出会います。
慌しい日常に追われている日本を離れて、そんな丁寧な日常の光景が尊く感じたりします。
寺院巡りとバリの色んな踊り
バリ島の祭礼や儀礼には、必ず舞踊が伴うとのこと。舞踊芸術のケチャやバロン・ダンス、レゴン、そして、これらの伴奏にも使われるガムランやジュゴグ(竹のガムラン)がよく知られていて、観光用にはなりますが、楽しむことができます。
寺院やパワースポットも多くあり、単に美しい海とプール、だけでない魅力があります。
ウルワツ寺院での夕日をバックに見るケチャダンスなどは、パワーと神聖さとを感じて、バリ島に行くなら是非体験したいことのひとつです。
お寺を見るのに、見るだけだと「ふぅん」で終わってしまう私たちですが、そこでその土地の踊りを見るという体験がプラスされると、グッと素晴らしい想い出になります。
サンセットを楽しむ
バリはサンセットが綺麗なことでも有名です。
前述のジンバランのシーフードカフェで砂浜の上でのディナーを沈みゆく夕陽を見ながら楽しんだり、同じくジンバランの高級ホテル「アヤナリゾートバリ」にある「ロックバー」からの夕景は格別で、「ロックバー」は海抜35メートルの崖上に建っていて、正に絶景&洗練デザイン&ノリノリBGMを楽しめます。
出典:http://www.ayana.com
世界のベストホテルバートップ30に選ばれたこともある人気スポットです。
ビーチのキレイさ
プーケットと比べると、正直海のキレイさには負けます。というよりも、透明感たっぷりの青い海!というのとはちょっと違います。
クタ・ビーチは賑やかで、アジアの雑多な雰囲気とビーチを楽しみたい!という人は、クタには楽しいカフェやレストランもたくさんあり、クタエリアにハマるようです。
バリは、高級ホテルがコスパ良く泊まれるので、ステキホテルのプールに入りながら海を眺める、が海の楽しみ方かな、とも思ったりします。
キレイな海に行きたいのなら、バリ島から少し離れたレンボンガン島が有名なので、そちらに行くのもおすすめです。
まとめ
バリの魅力は、これまで書いてきたように、多彩な楽しみがたくさんあること。
それぞれを浅く広く楽しむことも良いですし、「バリ・フリーク」という言葉がありますが、ひとつの魅力に深くハマるほどの深さがあるんですね。
・スピリチュアルな空気や文化を楽しむ
・山、川、ライステラスなど大自然を楽しむ
・ラフティングやビーチアクティビティを楽しむ
・洗練ホテルライフを楽しむ
・オシャレバリ雑貨店やカフェを楽しむ
プーケット
国: タイ
アクセス: 東京から直行便なし。バンコクや香港などでトランジット。
ベストシーズン
熱帯で基本的に年中暑いです。
雨季と乾季があり、雨季は6月~10月、乾季は11月~3月になります。
なので、年末年始のお休みにぴったりです。
バリよりも更に暑いです。バリは、夜は少し羽織りたくなりますが、プーケットではほぼないくらい。
食事
タイ料理は、辛い、甘い、酸っぱい、の組み合わせで、それが味に深みを与えています。
世界三大スープのトムヤムクン、グリーンカレーなど具やスパイスが豊富なカレー、パッタイやカオマンガイ(チキンライス)も美味しいですよね。
私は、タイ料理は大好きなのですが、実はパクチーが苦手。でも、パクチーはタイ料理の最後の仕上げとなる「香り」を加える効果のものなので、苦手な人はお店に言えば抜いてくれます。ナンプラーやレモングラスなども好みが分かれるところかと思いますが、同様です。
見どころ
ナイトライフが楽しい!
バリと比べると、プーケットは、インドネシアとタイとの違いでもあるのですが、ネオンきらめく雑多感、オープンな造りのバーにカウンターに乗って踊るダンサー、キレイにメイクしたニューハーフの皆さん、など独特のエンタメ感を楽しめます。
音楽ガンガン鳴って、朝まで飲む人々。こんな町は世界でもあまりない、まさにタイ、だなぁと思います。それをプーケットはリゾートの開放感と共に楽しめます。
プーケットに来たならピピ島へ!
プーケットから東に45kmに位置し、6つの島からなるピピ島は、プーケットからフェリーで約2時間弱でいけるタイの秘境。
透き通るエメラルドグリーンの海には珊瑚や色とりどりの生物が生息していて、それを目当てに世界中からダイバーがやってくるそう。
6つの島の中で最大の島はピピ・ドン島で、その他にもピピ・レイ島のマヤビーチは映『ザ・ビーチ』で有名になったビーチで、ちょっと距離がありますが、プーケットに来た人はほぼピピ島にも来ているのではないでしょうか。
ルーフトップバーが流行中!
ホテルの屋上を利用したバーが人気で増えているそう。
その代表が、ホテル「スリ・パンワ」のルーフトップバーのババ・ネスト。アンダマン海に向かって突き出した天空のスカイバーは、プールに囲まれていてまさに楽園♪
スリ・パンワはタイのセレブリティやモデル御用達で知られるリゾートホテル。
このバーはフロアにじかに座るユニークなスタイル。水平線に太陽が沈む様子を水平線の目線で楽しめます。
ビーチのキレイさ
バリとプーケットの海のキレイさ対決なら、断然プーケットに軍配が上がります。海の透明度と、そして個人的には、海の水温も暖かいのがプーケットの好きなところです。
バリはかなり冷たい気がします。
バリのクタ・ビーチにあたる、最も賑やかなビーチは、プーケットではパトンビーチになりますが、その対決でもパトンビーチの方がキレイです。
パトンビーチでは、パラセーリングなどのアクティビティも楽しめます。
まとめ
プーケットの魅力は、これまで書いてきたように、
・タイ独特のエンタメ文化・ナイトライフを楽しむ
・ビーチを楽しむ
・安くて美味しいタイ料理を楽しむ
となります。
バリとプーケットどちらにも言えること
このように、バリ・プーケットのいずれも、単に気候が暑くて海があるリゾートというだけではない、というのが魅力です。
キレイな海だけ、なら、もっと近いグアムとか、サイパンとかがありますが、やはり
①ホテルのクオリティと、
②町やその他自然などホテル以外の充実度
③スパやマッサージのコスパの高さで、
この三つがあるからこそアジアを代表する人気リゾートだな、と思います。
もし「ホテルの中でとにかくのんびりしたい」という場合は、どちらもホテルのクオリティとコスパが高いので、選ぶホテル次第なので、どちらも検索しながら、訪れる季節とタイミングでの価格の違いを見比べて選ぶと良いと思います。
私たちは、次はベトナムも良いなと思ってます。ダナンや、フーコックなど、次の機会に行きたい場所です。→2017年夏はダナン旅行に決定!8月中旬以降に綴っていきます。お楽しみに!
→ダナン旅行記はこちら!
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