ゴールデンウィークに箱根に日帰り旅行♪
夫婦揃って仕事が入ってる日が多く、貴重な休みだ!ということで、緑の癒しを求めてshort tripです。
計画は、
①箱根登山鉄道→ケーブルカー→ロープウェイで富士山や芦ノ湖など自然の景色を楽しむ。
②彫刻の森美術館でアートと自然を楽しむ
③お蕎麦屋さんで呑む
④手ぶらBBQ
④日帰り温泉 です!
新宿まで出て、8時10分のロマンスカーに乗ろうとしたところ、がーん!満席!
いつも直前で乗れちゃうのだけど、GWをナメてました。そりゃそうかー。
ということで、普通の急行で向かいました。
新宿は始発だし、座れたし快適ー♪
小田原まで行って乗り換えて箱根湯本まで。
箱根湯本駅では、通常向かいのホームに強羅行きがあるのですが、この日は、ディズニーランドばりにぐるりとテープが張られていて、かなり迂回してそのホームに向かうオペレーションになってました。
駅員さん達は完璧に慣れてますね、見事です!
箱根登山鉄道はかなり混んでました。
小さな電車ですからね。
スイッチバックしながらどんどん上がっていって「山に来たー」感出てきました!
終点の強羅駅に着いたら、凄い人!
ここから、ケーブルカーに乗って、そこからロープウェイに乗って、富士山や芦ノ湖までの景色を楽しみたかったのですが。
ケーブルカー乗るまで30分待ちとのこと!
そこから絶対ロープウェイも同じくらいか、それ以上待つはず。。。
ということで、諦めの早い私たちはお蕎麦を食べに行くことに。
純手打ちそば 喜楽荘。
強羅駅の裏側にあります。
かなり行列するようですが(待合の場所が別途用意されてます)、開店してすぐの時間だったのですんなり入れました。
お蕎麦やさんで呑むのが好きな私たちですが、おつまみは、板わさ(小田原のなので嬉しい!900円とお高めですが)と、焼き味噌のみ、なので、そのふたつを頼みました。
そして、この注文の時にお蕎麦も頼まなきゃいけないのが、このお店のルールなのですが、ゆっくり呑めなくて残念!
そしてお蕎麦は、三種類のつけ汁のついたお蕎麦に。
1.辛味大根の絞り汁に味噌を溶かしたつけ汁
2.普通の蕎麦つゆに大根おろし
3.クルミを砕いて蕎麦つゆを注いだもの
の三種類。
クルミのが美味しかったので、今度家でもクルミを買ってきてやってみようと思います!
お蕎麦は優しい味で細いお蕎麦。
蕎麦の味が濃いのが好きなひとには物足りないタイプ。私は好きですが、旦那さんはもっとしっかりしたタイプが好みということで、ちょっと物足りなそうでした。
箱根マラソンのスポンサーらしくサッポロビールのラベルは箱根仕様。
マラソンとビールって親和性低い気がするけども。笑
お蕎麦屋さんをサクッと出て、そのまま彫刻の森に行こうかなと思ったら、「強羅公園」という看板が出てたので、行ってみることに。
入場料550円/大人。
結論から言うと行く必要なかったです。
彫刻の森に行くならそこでの時間をゆっくり取るべきでした。
お花がいっぱい咲いてます。
が、彫刻の森の方がもっと咲いてます。
山がきれいだなー、とベンチに座ってぼんやりノンビリ。
が、彫刻の森の方が山がもっとワイドに見えます。
ソフトクリームは美味しかったです♪
さて、ここから歩いて10分ちょっとで彫刻の森美術館です。
知らなかったですが、彫刻の森美術館って、森英恵さんが館長なんですね。
公式HPより。
美術館入り口。大人入館料は1600円。
とーっても久しぶりに来たのですが、記憶にあったよりもとてもステキ。
全体的にとても洗練されています。
入り口すぐの広場。
山がきれいー!
コーヒーのワゴンカーショップ出てて、一杯ずつ丁寧にひいて入れてくれます。
最高に美味しい!
自然の中で癒されます。
この円形状になっている広場で、丁度このあとすぐ大道芸サーカスがあるということで、このままま見ていくことに。
くるくるシルク、という四人組がゴールデンウィーク中だけサーカスイベントやるそうです。
最初けっこうゆるい雰囲気で、全体的にシュールな面白さがありながら、
火を吹いたり、花火をあげたり、迫力あるものまで、構成が面白くてよく練られています。
楽しかった!
大型連休に出かけると混んでますが、こんなイベントあったりするのは良いですね!
旦那さんは、「塀の上を走ったり、火を吹いたり、彫刻の森美術館も寛容だなー」、と変な感想を言ってました。笑
今後ヨーロッパでツアーを回っていくそうです。チップを皆さん千円札でどんどん入れてました!
そして美術館の方のこの期間の展示は、篠山紀信展をやっていました。
篠山紀信さんが美術館にある彫刻を撮る、という企画で、それが本当に素晴らしかったです!
美術館公式HPより。
実際にこれを大きな写真で見ると、迫力が物凄いです!
彫刻ごとに、季節や景色や天気を変えて撮っていて、、上の写真のようなまるで彫刻が生きているみたいに感じられます。
やっぱり、篠山紀信さんって才能に溢れているんですねー。
そしてその篠山紀信さんの作品の写真を見た後に、実際にお庭にある彫刻を見るという最高の流れ。
敷地内はとても広いです。
ぐるりと回るのに60〜90分かかります、と公式HPに記載がありましたが、ゆっくり見ているともっと時間かかりました。
そしてそれだけ広いのだけど全部を見渡せる造りではなく、高低差をつけて少しずつ次のゾーンが見えてくる、という造りに上手くなってます。
それが本当に上手くできていて、素晴らしいです。彫刻同士も邪魔し合わない設計です。
全体で見るのと、
パーツパーツで見るのと、繰り返し見ちゃいます。
ぐるりと360度見られるように通路が設けられています。
「これをああ撮るかぁー」、という感動もあって二度楽しい!
そしてこんなふうに、下から、と、
橋の上から少しずつ近づいて見られる設計。
手乗り彫刻(笑)。
そもそもが手に乗っている彫刻を。
真似して、アートっぽく撮ってみました。
森に佇むミス・ブラック・パワー。
光と空と雲と緑と芸術。
なんて贅沢なんでしょう!
山桜、ですかね。
キレイに咲いてました!
本当に自然が豊か!で、手入れが行き届いてます!
ヘンリー・ムーアの作品。
「ふたつに分けられた横たわる像」
こちらも。原爆をイメージした作品だそう。
今回は、作品名のパネルに書いてあるだけの情報で鑑賞しましたが、次回は音声ガイドを借りて知識も入れながら楽しみたいです!
広ーい芝生エリアがあったかと思うと、急に狭い道になったりと、何度も言いますがゾーニングが見事で、次々と驚きが隠されています。
ピサの斜塔のようなこの塔には入り口があり、昇ってみると。
うわー!
中から見ると見事なステンドグラス!
万華鏡の中に入ったような感覚です!
螺旋階段を登っていきます。
かなり高いので、結構疲れます。
そして、こんな世界から、登り切ると、、、
こんな世界へ!
凄い開放感です。
山がきれいー!
お庭がきれいー!
もうこの、花と小道と歩く人、でなんだかアート。
もちろん、木と小道と彫刻、でも最高にアート!
下りも吸い込まれる感覚で面白い!
光の入り方でこれまた美しく輝きます。
どんどん階段を降りないと後続の人がつっかえてしまうのですが、じっくり見ていたい光景です。
この斜塔のすぐ横には足湯コーナーが。
今回は、17時からBBQを予約していて、温泉も帰りに入って行きたいので、足湯に入っている時間がなかったのですが、足湯につかりながらこの空間でのんびり過ごすのは最高でしょうね。
公式HPより。
美術館で温泉、は箱根ならではですね。
以前来たのは15年以上前で、当時より確実に進化している美術館です。
緑陰ギャラリーの1階はカフェになってます。
ギャラリーでは、篠山紀信展の二つ目のシリーズが展示されていました。
「シノラマ」と言って、何枚もの写真を重ねてパノラマで撮った手法で、様々なアーティストや文化人をそのアトリエや作品と一緒に撮っています。
じっくり見たいーけど、時間なく、ここは駆け足。
そして続いて楽しみなピカソ館。
この季節は丁度ツツジがキレイに咲いてました。
建物自体がステキです。
ピカソの、若い頃から晩年までの作品が時代ごとに並べられていて、300点ほど展示されています。
ただ、絵画は少なめで、陶芸が多かったのが残念でした。箱根の自然を堪能して、温泉を楽しんで、ピカソを見られるなら充分満足なんですけどね。
ピカソ館入口にある像がカッコよくて気に入った旦那さん。何枚も写真撮ってました。
ピカソ館入口につながるエレベーター。
バリアフリーになっていながらデザイン性の富んだ素晴らしい設計。
この日は雲も多かったのですが、それが時間や角度ごとに雰囲気を変えてステキに演出してくれました。
遠くから見たり、近くからみて、また発見や驚きがあったり。
やっぱりアートを見るって良いですね。
小道に点在する子供達の彫刻。
陽が傾いてきて、陰影ができてまたステキです。
いくつにも道が分かれているのも楽しいです。
今度はあっちに行ってみよう、と進んでいくと、
想像していなかった景色が広がります。
吊橋の上から見た、マルタ・パンの「浮かぶ彫刻」。小さい方は風が吹くと静かに動きます。
鯉がたくさん泳いでいます。凄い環境で生きてる幸せな鯉たちですね。
エサをあげられるそうですが、この日は時間がなく断熱!
隣にあるのは、シャボン玉のお城。ダイヤモンドの結晶構造を拡大した造りで、ジャングルジムみたいに中に入って遊べるようです。
巻貝広場と呼ばれるこのあたりは、世界の巨匠の彫刻が並びます。
私と比べても大きさがわかると思います。
迫力があって、最高にカッコいい!
またまたアートっぽく撮ってみました。
全然違うけど、これも篠山紀信さんの構図を真似て撮ってみました。
普通に見ると二つで一つ、ということがわからないくらいかなり離れているこの二つの彫刻を、この角度で見ると、おぉーっ!ってなります。
まだまだ見きれなくって後ろ髪を引かれる思いですが、
彫刻の森美術館を後にします。
始発の強羅駅でたくさん人が既に乗ってきているので、二駅目の彫刻の森駅で乗るのは結構大変でしたが、これまた駅員さんがちゃんと誘導して乗れました。
朝箱根湯本駅に着いた時の混雑ぶりを見て心配になり、帰りのロマンスカーをウェブ予約しておいたので、駅を通ったので発券したおこうと思ったら、その必要が、ないとのこと。座席番号が取れているので、これで普通にSUICAやPASMOで改札に入って座席に座ってOKらしいです。便利!
さて、BBQをしに向かいます。
長くなってしまったので、続きは次回!
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