9月に伊豆下田に行った時にオススメしたい鰻屋さんとお蕎麦屋さんを見つけたので、その様子をまとめます。
今シーズンも海外にも行けず、奄美に行こうと思ったら島は医療体制が整ってない分、やはり行くことを自粛しないといけないなと考え、神津島も検討しましたが神津島も同様の状況で、島じゃなく東京から行きやすい、でもキレイな海を求めて、今シーズンは7月と9月に下田に行きました。
今回行った2つのお店はまた下田に行ったら是非伺いたいお店です!
鰻”小川家”
GoogleMapの評点4.2(2021.09.25時点)
下田駅から徒歩12分。
下田駅出て左に進み、川沿い(ほぼ海)をずっと歩いて行きます。
クチコミに「事前にお電話で予約して行った方が良い」「予約もなかなか取れない」とあったので、私たちも前日にお電話して伺いました。(0558-22-0365)
ご主人がお電話に出て、開店と同時の11時で予約しました。
「車か電車か?」「当日下田に来るのか?」を聞かれて、遅れる可能性があるのかどうかを確認されました。お待たせしないように到着時間に合わせて作るようですね。
予約時間11時で、10時50分を目指して来てください、ということで、かなりぴったりに到着!
良い感じのお店の佇まいです。
お店の隣に駐車場あります。
この扉の右の窓の奥で鰻を焼いているので、とっても良い香りが漂ってますー。
入り口に「予約で満席」と貼ってあり、実際、すぐに満席になってました。
店内はこんな感じで、奥が厨房、テーブル席は私たちともう一つ。
左側の奥にお座敷もあります。
本来なら鰻屋さんで、肝や白焼をつまみながらお酒を楽しむのが大好きなのですが、このタイミングはお酒を出してなかったのと、白焼きもないということだったので、鰻重(3980円)だけ注文。
厨房入り口には、きらきらの鰻が。
そしてその上には「土用の丑の日には定休日」という貼り紙が。笑
どうやら需給バランスでクオリティが保てないので営業されていないらしいですね。
予約の取り方といい、土用の丑の日に営業してないあたり、などからこだわりを感じます。
入店して約10分で鰻がやってきました!
さすが早い!
前述の通り、私たちはお酒飲みながら焼き上がるのを待つのも含めて鰻屋さんでの体験で大好きなので、少しあっさりした気持ちになっちゃいます。。
せっかく待たせないようにとの配慮なのに贅沢ですけどね。
鰻重は蓋を開けるのがワクワクですよね!
めちゃくちゃ美味しそうですー。
肝吸とお新香がついてきます。
この鰻、ふわっふわで本当に美味しい!
身が崩れるギリギリまで蒸しあげて、備長炭で焼き上げてます。
タレはそこまで甘くなく、それもとても良いです。
ご飯は少し硬めですが、鰻重にはこのくらいが良いですね。
タレが底に染みることなく、全体的にとても上品な味わい。
これで3980円は凄いコスパです!
鰻と言ったら、我が家では箱根の”友栄”が鰻屋さんの中でNo.1なのですが、この小川家さんはNo.2かもしれません。
友栄は鰻を取り置き必須で、でも時間予約ができないので、お店について名前を伝えてから1時間は待つので、小川家さんはこのクオリティを待たずにいただける、というのはかなりポイント高いですね。
下田は週末2日間で気軽に来られるので、また絶対再訪したいと思いました!
蕎麦”いし塚”
下田駅から徒歩5分。
こちらも開店時間11時5分前を目指して伺いました。
既に3組ほど待っていましたが、一巡目で席につけました!
(この後どんどんお客さんが入ってきて、私たちが出るときには30人は待ってました。雨の日でしたが、お店の中で待てますのでそこは安心です)
こちらも人気店のお蕎麦やさんにふさわしい、素敵な建物です。
靴が取り違えないように番号札をつけたり、スムーズにどんどんご案内してくれます。
スタッフの方も明るく元気で活気があります。
メニューはこちら。
クチコミで「鴨焼き」が人気だったので、まずはそちらと。
お蕎麦も鴨のお蕎麦が有名ということなので、冷たいお蕎麦が好きな旦那さんは「鴨汁そば」と、私は温かいお蕎麦にして「上鴨そば」をいただくことに。
鴨づくし、ですが、まあ名物なら良いでしょう。
本当は、とろろも揚げ豆腐も美味しい、ということなので食べたかったですが、入りきらないので泣く泣く諦めました。
ちなみに、この「上鴨そば」は桑田佳祐さんのソロ曲「ヨシ子さん」に出ていくる「上鴨そば」だそう。
お座敷で、一つずつのテーブルも距離が取られていて落ち着きます。
ノンアルコールビールは提供していたので、そちらを注文。
このご時世になって、ノンアルコールビールをよく飲むようになりましたが、結構美味しいですね。
コロナになる前から商品開発が進んで、ここまで美味しくなっていたので良かったです。
そして、鴨焼き登場!
めちゃくちゃ肉厚!
2100円ということで、一切れ400円というなかなかのお値段ですが、本当に美味しいです。
鴨らしい良い意味でのクセとパンチはありつつ、嫌な臭いなどは一切せず、旨味たっぷり!
噛みにくい、というクチコミがあり、お隣の席の方は一口大に切ってもらえるように依頼してましたが、筋があって噛みにくい、というようなことはなかったので大丈夫でした。
この鴨を大根おろしと、特製の七味を乗せて、醤油につけていただきます。
これが特製のタレかな、と思いきや、お店の方曰く、「ただの醤油」です、とのこと。
「ただの醤油だけど、このように大根おろしとこの七味をつけると、ステーキでも何でも本当に美味しく食べられるんですよ」ということだったので、この特製七味をお土産に買って帰りました。
そもそも七味唐辛子が大好きで何かとかけがちな旦那さん。
このいし塚の七味は、山椒が強めで海苔も入っている感じで、風味が豊かです。
そして旦那さん注文の”鴨汁そば”。
この温かい汁につけていただくスタイル。
茄子や鴨肉が入っていて、複雑な味がします。
こちらのつけ汁にも、たっぷり七味を入れて。
お蕎麦も蕎麦の味がしっかりとしていて美味しいです。
もちもち系でぽそぽそしてないからそれが好き。
そして”上鴨そば”もきました!
おっと!凄いボリュームの鴨が乗ってます。
先ほど食べた鴨焼きがそのまま5枚乗っているような。。。
鴨尽くし、とは思っていたけど、かなりの鴨の量。。
あー、やっちゃったかな〜、と思ったのですが、一口食べて、そんな後悔は全て吹っ飛びました!
こんな美味しいお出汁があるなんて!という衝撃!
上質な鴨の脂が溶け込んで透き通っていて輝く汁は、脂が入っているからか、めちゃくちゃ熱い!しばらく食べていても全く冷めないです。
この熱さが続くのがナイス!ですし、この味わいがもう本当に深くて、でも決して「初めまして」の味でもなく知っている大好きな味って感じなんですけど、このレベルのものは食べたことない、っていう感じの美味しさの種類です。(伝わるでしょうか。。語彙力足りず。。)
鴨焼きを食べていたので、上の鴨は3枚にしてその分お蕎麦を増やしてもらいたかった、という何とも勝手な希望はありつつも、まあ本当に贅沢な一品です。
この上鴨そばが2250円というのは、納得、というか、かなりコスパ高いと思います!
今思い出しても、すぐにまた食べたい!と思うくらい、本当に美味しかったです。
下田は東京から遠いですが、でも、熱海で一回乗り換えで来られるし、電車に乗ってしまえば本読んだりブログ書いたり寝たり自由に過ごせるので、品川を朝8時に出れば下田に10時半に着くので、今後もキレイな海が見たくなったら頻繁に来たいなーと今回思いました。
おまけ。
小川家さんで鰻を食べた後に、散策した”下田海中水族館”(入ってないけど)エントランスにいたウミガメ、和歌の浦遊歩道の海のキレイさ、ペリーロードのノスタルジックな街並みやレトロなカフェ、など、下田って結構コンテンツたくさんありますね!
ウミガメに会えてテンション上がる!!
小窓があって、そこにちゃんと写真撮られに来てくれる賢いウミガメ。
夢中でシャッター切る旦那さん。
和歌の浦遊歩道。曇ってても海キレイ!
遊歩道歩いてると、釣りしてる人やシュノーケリングしてる人がちらほら。
良いですねー!!
こんなにキレイだもんねー。
ペリーロード。
小樽みたいな雰囲気。
キレイな通りです。
この後も下田旅の、「サウナ目当てに行った清流荘(再訪はなし、のイマイチでしたが記録します)」「弓ヶ浜でのSUPやシュノーケリング、と美食お宿”美浦”」などについてまとめたいと思います!
お楽しみにー。
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