3年ぶりのニセコ。
最近はもっぱらスキーは野沢温泉に行ってましたが、マイルの期限も迫っていたのと、海外のお客が戻っていないためニセコのホテルの価格が下がっていたので、3連休を利用してニセコに行くことにしました!
ホテルは、前回行ってからチェックしていた”木ニセコ”。
ヒラフのゴンドラのすぐ隣にあるキレイなホテルだなーと、前回通りがかった時に思ったのでチェックしていました。
いちばんリーズナブルなお部屋がかなりお安かったので予約してみましたが、
結論、かなり!気に入りました!!
これからニセコに行くたびにこの木ニセコで良いんじゃないかって夫婦で話しているくらい良かったです。
公式ホームページによると、4年連続ワールドスキーアワード(Japan's Best Ski Boutique Hotel(日本の小規模スキーホテル部門))で日本一に輝いているそうで、期待して行ったのですが、それも納得!な良いホテルでした!
ワールドスキーアワード2021にて、木ニセコが4連続日本一に輝きました | 木ニセコ
何がそんなに良かったか、綴っていきます!
最高の立地・ロケーション
まず一番がスキーをしに来ているウインターシーズンでは、立地が最高、というところにあります。
ニセコの中でも最大規模の「グランヒラフ」のゲレンデからすぐ!
ニセコ、と一言で言ってもそれはかなり広く、ニセコは4つのスキー場に分かれます。
各スキー場の説明を読むと、あまり違いが分からないものの、「グランヒラフ」が最大規模です。
もちろん全山を楽しめる全山共通リフト券もありますが、もう少しリーズナブルなグランヒラフとHANAZONOの共通リフト券もあり、後述しますがHANAZONOエリアは、パークハイアットが新しくできたり、リフトやゴンドラが新設され、雪質も一番良いので、グランヒラフとHANAZONOが一度に楽しめるグランヒラフエリアに宿があるのが一番良いと思います!
また、いわゆる栄えている場所であり、レストランがたくさんあるのは、グランヒラフの麓のエリアなので、アフタースキーも徒歩圏内で色々行けて便利です!
リフト券売り場もゴンドラも目の前
木ニセコは、グランヒラフの中でもゴンドラ乗り場のすぐ隣に位置します。
ホテルの廊下からの写真がこちら。
目の前にスキーレンタルショップとリフト券売り場、ゴンドラ乗り場が並んで建っています。
スキーインスキーアウトできちゃう
ホテルのメインエントランスの他に、2階にスキーインスキーアウトできるゲレンデ直結のエントランスがあります。
奥がゲレンデ、右が先ほどのスキーレンタルショップですね。
このままスキーで滑って戻ってきて、
ホテルに入れちゃう、なんて便利!
こちらに板やブーツを預けて乾かしておけます。
ひらふウエルカムセンターからもすぐ
私たちは、新千歳空港からバスでニセコまで入ったのですが、そのバスが止まるウエルカムセンターからも徒歩5分でこれまた便利。(到着時間を伝えておけば車で送迎もしてくれるので、たくさん荷物あっても安心です。)
アクセスも最高に便利だし、景色も最高です。
こちらが↓ホテルエントランスからの夜明けの写真です。
晴れた日には羊蹄山がドーンと見えるのがニセコの魅力ですが、木ニセコの前には建物が近い距離で建っていないため、羊蹄山の裾野まで見えて本当に毎回息をのんでしまします。
新しくて清潔
この木ニセコは2014年12月オープンということで、7年経っていますがそれでも新しいと言えると思います。
いわゆるラグジュアリーホテルとは違うコンパクトなホテルなのですが、雪のついたブーツなどで出入りされているエントランスやロビーなども清潔で、とてもスッキリしています。
ロビーラウンジもシンプルで清潔。
ソファなども黒×木と、モダンだけど温もりもあるし、シンプルだけど質素過ぎない感じも良いですね。
客室のあるフロアの廊下の感じ。
部屋番号の書かれた壁は木の切り株が使われていて、とても素敵です。
洗練ミニマルな客室
木ニセコの客室は、間取りとしては4タイプあって、リーズナブルな順に、
・ホテルルーム
・コンドミニアム
・デラックスコンドミニアム
・ペントハウス
とあって、今回私たちは一番お安くコンパクトなホテルルームにしました。
基本日中はスキーするので、スノーリゾートの場合部屋はそんなにラグジュアリーな必要がないと考える私たち。
お部屋に貼ってある、避難経路図で把握できたのですが、お部屋番号が偶数なのが、ホテルルーム。
奇数なのが、コンドミニアムで、広さの違いも25㎡と46㎡とかなり違います。
(ちなみに、601と627がデラックスコンドミニアムで、ペントハウスはその名の通り最上階になります。)
ホテルルームは間取りはかなり細身なのですが、狭小ながらも機能的にできていて、とても快適でした!
バスタブはないですが、温泉の大浴場も貸切風呂もあるのでお部屋には私たちは不要でした。
スキー場側の「リゾートサイド」と、羊蹄山が見える「羊蹄ビュー」とあり、羊蹄ビューの方が、一泊2000円くらい高くなりますがやはり人気です。
私たちは連泊で取れたのがリゾートサイドでお部屋を途中で変えたくなかったので、リゾートサイドにしました。
2月の平日で、リゾートサイドが1泊26,820円、羊蹄ビューが1泊28,620円でした。
お部屋はこんな感じで、シンプルで清潔です。
外にはゲレンデが見えて、でも、人が通り掛からないエリアになっていて、外から見える心配もないです。
ソファは一つですが、窓際に座れるようにクッションが敷いてあって機能的です。
そこに座って撮るとこんな感じで、窓に近づくと空まで開けますが、落ち着いていて人が通らず、雪景色が非日常で最高でした。
夜も幻想的です。
窓側から見るとこんな感じで、廊下はかなり狭いですが長いので、廊下を人が通ってもうるさくないのもとても良いです。
ちなみに、コンドミニアムの間取りはこちら↓です。
キッチンがついてあったり、リビングもダイニングもあるのが良いですね。
ホテルルームとは、一泊6,000円くらいの差額で、2月平日の羊蹄ビューで35,460円。
絶妙な価格設定です。
こちらは公式ホームページからお写真を拝借。
やっぱり広い!
ベッドルームからもクリアなガラスの壁になっているのが良いですね!
ちなみに、デラックスコンドミニアムはこんな感じ↓です。
ダイニングの横にマーフィベッドが出せるので、最大4名までいけるよう。
家族連れなどは良さそうですね!
そして、そして、コンドミニアムの間取りはこちら↓!
凄い!凄すぎる!
ベッド8台で、最大12名まで可能とのこと。
素敵過ぎるダイニングや、
豪華なキッチン!
やはりニセコは外国人が多いので、建築が海外仕様でアガるんですよねー。
窓が大きいし!
なんと屋外にジャグジーまで!
羊蹄山を見ながらのジャグジーなんて最高過ぎる!
2月平日で1泊225,000円!
でも、10名とかで行けるなら、ひとり2万円ちょっとだから、全くなしではないですね!
夢が広がりましたが、、、現実に戻ります。
今回泊まったホテルルームの紹介の続きです。
収納はお部屋の入り口にコートやウェアをかけられるのと別に、ベッド横にも。
トイレはこんな感じで、シャワーブースの着替えスペースも兼ねているので意外と広いです。
シャワーブース。一度も使いませんでした。
TV周りはビジネスホテル並みにコンパクトに必要なものが収まっています。
今回良かったのが、TVでNetflixが見れたこと。
(ログインできる、ということなので、自分のID&PASSで入ります。)
飲み物周りは、エスプレッソマシーンもあるし、ポットやカップも、
そして、ワイングラスやワインクーラー、ソムリエナイフも常備してあるのがありがたいです。
洗面スペースのアメニティ。
歯ブラシ、コットン、くし、と最低限ですが、十分でした。
石鹸がとても良い香りで気に入りました。
あとは、洗濯用洗剤があるのも痒いところに手が届いていて、嬉しかったです。
あと、こちらのお部屋に置いてくれているウエルカムスイーツがとても美味しかったです!
地元、倶知安町駅前にある「お菓子のふじい」で作られるソフトクッキー”半月湖(はんげつこ)”だそうで、とても気に入りました!
エコでお得
様々なホテルで「地球のために」としてエコな活動が推奨されていて、具体的にはタオルやシーツの交換を毎回しないことをお勧めしていると思うのですが、この木ニセコはそれが一歩進んでいて、
具体的に、どこまで不要なのかを記載できて、
そして、エコな活動を行ったお客に対して、明確な還元がある、ということです。
もちろん地球に優しくありたいけれど、それってホテルのコスト削減に貢献している感が拭えなかったのですが、こうやってお客にも良いことがあるとより率先してエコにしよう!と思えると思えるので、とても素晴らしいと思います。
その1回1,000円分は、ホテル1階ギフトショップでお買い物で使えます。
そのギフトショップの様子はこちら。
ホテル客室内で食べるような食材は本当に少しで、そういうコンビニ的な要素はほぼないです。
ギフトショップ、となっているので、ギフト的な物が多いです。
このエコバックかわいい!
スキーする熊!
あとはアロマオイルとか、
ジャムやハチミツなど。
ここで2回エコ活動をして2,000円のクーポンをもらったので、ウエルカムスイーツで気に入ったあのクッキーを買って帰りました。嬉しい!
ちなみに、このギフトショップ前の廊下にはアートが飾られていて、それも素敵です!
サウナ付き温泉
この木ニセコを気に入った理由のかなり大きいポイントが、この温泉!とサウナ!です!!
温泉もホテル全体と同じく、とても清潔でデザイン性もミニマルで快適なんです。
誰もいない時に撮っちゃいました。洗面スペース。
アメニティは、ヘアブラシとシャワーキャップ。
お風呂のスペースはこんな感じ。
とっても広いわけでないですが、コンパクトで機能的で快適です。
洗い場のシャワーが湯船に入らない造りとか、内湯、露天風呂、サウナ、水風呂、の動線が完璧です。
露天風呂はこんな感じで、やはりとても広いわけでないけれど、一番混雑している時間帯でも、同時に5人お風呂にいるけれど、洗い場、内湯、サウナ、露天風呂、と別々のスペースにいるので、全く混んでいる印象はありませんでした。
そして、サウナ後の外気浴用のととのい椅子もあるのがわかってますね!
肝心のサウナ。マットもちゃんとあります。
サウナ自体は2段でコロナであれば3人でいっぱい、くらいの広さです。
温度は92度から95度(狭いので開けたらすぐ下がって92度くらいになる感じです)。
照明は暗くてそれが良いですね、時計は砂時計のみで無心になれます。
水風呂の温度は温度計なかったけれど、体感で確実にシングル、の10度は切ってます。
今まで入った水風呂の中で一番低い温度が5度でしたが、そのくらいの感覚です。
常に新しい水が流れていて清潔でとても良いです。
サウナで芯から温まって、シャワーで汗流して、水風呂入って、外気浴まで歩いて数歩、という完璧な導線。
タオルで身体を拭いて外気浴では雪が降るマイナス7度などの環境なんだけど、これがサウナ効果で寒くない!
完璧にととのいます!
貸切家族風呂も無料
そして、家族風呂も2つあって、予約制で無料で使うことができます。
コロナで心配な方にも良いですね!
こちらの、大浴場とは別の入り口。
脱衣所も、都度整えてくれているようで、清潔で安心です。
洗い場もちゃんとあります。
露天風呂ではなくて、窓を少し開けて外気を入れることはできます。
私たちはサウナに入りたいので、こちらは一度しか使わなかったのですが、サウナは14時から23時までで朝は入らないので、朝などに利用するのはあり、ですね。
朝食もゆったり
朝食は一階のレストラン杏で。
6時から10時まで、いつ行ってもそこまで混んでなく良かったです。
お部屋で食べたい人用に、プラスチックのケースに詰められるサービスも行っていました。
こんな雰囲気。
ビュッフェの内容は、和食や、
(どれも美味しいです)
洋食系とどちらもあります。
毎日少しずつ違うけど、そこまで変わらないので、お気に入りのはリピートして食べられます。
逆に言えば、飽きてはきます。。
肉じゃが美味しかった!
ご飯とお味噌汁と納豆。
パンも美味しかったです!
ご飯もパンも、と欲張って、、、つい食べ過ぎてしまう。。
でも、スキーしてる時はランチが激混みなので、朝しっかり食べてランチは食べずに、夜を楽しみにする、が私たちの基本スタイルです。
クッキーとパウンドケーキも美味しくて毎日少しずつ食べちゃいました。
ヨーグルトも北海道だとなんだか食べたくなっちゃいますね。
その他サービス
無料ランドリー
各フロアに一つずつ洗濯機と乾燥機があって、無料で自由に使えるようになってます。
ただ、鍵とかはついてないので、終わるタイミングで上手く取りに行かないと他の人に開けられたらどうしよう、というのが気になって使える時間は限られています。
もちろん所要時間は表示されるので、その時間を見計らって取りにいきました。
傘レンタル
雪が降ってもホテルの傘を借りられるので安心です。
開くと、少し和傘っぽいデザインの傘でした。笑
お得に予約する方法
何泊かする場合、連続で予約するよりも、分けて予約した方が合計金額が安くなる、という現象がありました。
また、キャンセルポリシーも3泊以上する場合に厳しい内容となっていたので、特に3泊以上する場合は見比べてみるのが良いと思います。
また、公式ホームページとブッキングドットコムで比較して、タイミングによって安い方が変わりますので、見比べるのが良いです。
今回のこの金額も、インバウンド観光客が戻ってきたらまたバブル状態に戻っちゃうのかなー、と来年以降がまた心配ですが、
この価格だったら、今後ニセコに来る度に木ニセコが良い!と思いました。
メインエントランスの他に、脇道にアクセスしやすいように通路が雪かきされて作られていたり、
こんなに、大人の背の高さよりも積もってて、完全に非日常!
夜レストラン行って帰ってくる道も楽しかったニセコ旅。
この後、今回たくさん行けたステキなレストランや、ゲレンデの様子も花園スキー場も進化していたので、その様子もまとめます!
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