まだまだ暑い日々ですが、来シーズンが始まる前に冬のスキー場の話です。
旦那さんの知り合いの方でスキーがとても上手な方がオススメされていたのが、野沢温泉スキー場。
2020年12月と、とても気に入ったので2021年3月と、ワンシーズンに2度行ったので、その様子を綴ります。
野沢温泉の魅力は、
「ノスタルジックな昔ながらの温泉街」
「素晴らしい雪質のスノーリゾート」
「オシャレなお店やグルメも楽しめる」
この掛け合わせが最高!ということです。
ノスタルジックな昔ながらの温泉街
コロナ前は外国人のスキーヤーやスノーボーダーがたくさん訪れていた野沢温泉スキー場。
とても日本的な風情感じる町並みは、人気があることが頷けます。
北海道のニセコも、外国人に人気のスノーリゾートですが、ニセコは完全に欧米仕様のホテルやコンドミニアムがほとんどです。
私たちは、どちらも好きです。
ニセコは日本にいながら海外に行ったような気分になれますし、
野沢は日本の温泉らしさを楽しみながら東京からも近いアクセスの良さも魅力ですし。
そして野沢の魅力はノスタルジックな雰囲気、だけでなく、13の外湯があり、無料で自由に入れるところ。(お賽銭箱はあります)
大分の別府温泉のように、地元の人の生活に根付いた、その土地の生活慣習にお邪魔させてもらって楽しむことができます。
私たちは、2回の滞在で、13つの外湯のうち9つ行ったので、その違いはまたまとめたいと思います!
それぞれ少しずつ雰囲気は違いますが、基本どこもそれぞれの組合による管理が行き届いていてとても清潔です。
そして、お湯の温度がめちゃくちゃ熱い!
地元の人でも水でかなり温度を下げて入っているようでした。
晴れていたらもちろん気持ち良いのですが、野沢は雪が降っててもとても雰囲気があってステキな場所です。
3月に訪れた時は、3日間の滞在で1日雨だったのですが、スキーの代わりに外湯巡りを楽しめたので、そういう代わりの楽しみがあるのも良いですね!
素晴らしい雪質のスノーリゾート
全国でも屈指の豪雪地帯に位置する野沢温泉スキー場。天然雪100%で、豊富な積雪によるパウダースノーは、外国人も驚くほどの良好な雪質なんだとか。
山頂の方に行くと、本当にサラサラふっかふか。
山頂エリアはシーズン最高積雪量が5mを超えることもあるほどで、極上パウダーに出会える可能性が高いそう。
豊富な積雪量があるからこそ、例年GWもまで滑走可能なシーズンの長さも魅力です。
(とはいえ、3月に行った時は、12月後半よりも気温が高くて雨やみぞれになってしまうこともあり、ちょっとガリガリに。2月までに行けるならそれがやはり最高ですね。)
樹氷も美しく、眺望も最高です。
滑っていて、何度も絶景を目にして、思わず立ち止まってしまいます。
スキーって滑走の爽快さだけでなく、この大自然の中に身を置いて、普段決して見ることのない光景を楽しめることが良いですよね。
樹氷は特にテンションあがる光景です。
野沢温泉は夜中に雪が降って、朝ゲレンデに行くと樹氷や極上のパウダースノーになっていることが多く、本当に美しいです。
さらに、ゲレンデの規模は日本最大級で、1000mの標高差を滑り降りる最長10㎞のロングコースは滑りごたえがあって、雪質の変化なども感じたり景色が移り変わることも楽しいです。
標高1650mの毛無山山頂からベースにかけて広がる扇型に広がるゲレンデが特徴で、コース数36本、ゴンドラ2本、リフトもかなり多いです。
特に2021年シーズンは、新しい2本目のゴンドラ、長坂ゴンドラがデビューしました。
これまであった日影ゴンドラと、新しくできた長坂ゴンドラ。
日影ゴンドラは、660m地点から1230m地点まで570m上がっていき、
長坂ゴンドラは、627m地点から1417m地点まで一気に790mも上がっていきます。
歴史あるスキー場ですが、こうやって設備投資して人気を維持し続けているのが素晴らしいですね。
コロナ禍で新しい巨大ゴンドラを作って関係者は本当に青ざめたことと思いますが、挑戦を続けていればきっとお客さんはまたたくさん戻ってくると思います。
野沢温泉スキー場の公式サイトでは、長坂ゴンドラができるまでのブログが綴られています。
それだけのビッグプロジェクトであり、情熱持って作られたのを感じます。
またスキー場の全体像は別記事でまとめます。
オシャレなお店やグルメも楽しめる
野沢温泉村は、昔ながらの日本的な温泉町の風情を楽しめると同時に、やはり外国人からも人気ということで、おしゃれなお店や美味しいグルメが楽しめるお店もたくさん。
ちょうどスキー帰りのちょうど良い場所にある、クラフトビールのお店「里武士」。
外湯の一つ「大湯」の目の前でもあるので、スキー帰りだけでなく、温泉後にも美味しい時ビール飲めるとあって人気店です。
コロナで気がかりだったので、外のテラス席でいただきましたが、身体が温泉でポカポカだったので冬でも外で飲めちゃいました!
その「里武士」のすぐ近くにある「狸tanuki cafe & dining」もおしゃれな店内で、美味しいハンバーガーをいただけます。
3月に泊まった「ホテル ハウスサンアントン」。
ホテルであり、ビジターも利用できるレストランでもあり、
手作りジャム屋さんでもあり、ジェラートやおやきも食べられるカフェでもあります。
その他、コスパ高い焼肉屋さんやステーキ屋さん、スイーツまで食べる楽しさもたくさんあるデスティネーションです。
またこのあたりのグルメ関連も別記事でまとめたいと思います。
アクセス
そんな魅力溢れる野沢温泉へのアクセスですが、東京~金沢間の北陸新幹線が開業したことで、東京からも大阪からもとても便利になってます。
新幹線停車駅の飯山駅で下車して、飯山駅から野沢温泉までは直通バス「野沢温泉ライナー」が出てます。飯山駅から野沢温泉村までの所要時間は約25分で、料金は片道大人600円、小人300円。
私たちは、冬季の土日祝と年末年始には、長野駅から急行バス(片道大人1500円)が出ているので、長野駅まで高速バスで行って長野駅から急行バス、が最も安くてベストと思っています。
野沢温泉の記事は、
①のこの記事で温泉村全体まとめをしたので
②で外湯の特集を
③で12月に泊まったホテル「白樺」の様子
④で3月に泊まったホテル「ハウスサンアントン」の様子
⑤で野沢でのオススメグルメ
⑥スキー場の詳細
を綴っていく予定です。
(多分途中で別記事も挟みながら連載していきます。)
お楽しみに!
<関連記事>
<このブログの目次>
インスタグラムはこちら↓↓↓
https://www.instagram.com/makiko.suwa/?hl=ja