コロナ渦で遠出できないし、ストレス溜まるー!という時には、箱根が最適ですね。
東京からこんなに近くてエスケープ気分が味わえる最高のデスティネーションと言えます。
自然を感じられて、温泉に入って、美味しいものを食べる。
それをできるだけお得に。
週末突然行くことにした場合は、そのあたりも重視してプランニングしています。
一泊二日のお気軽箱根旅行プラン全体像
1日目
”友栄”で鰻を食べる
”つたや旅館”でお得にゆったり宿泊
”いろり家”で夜ご飯
二日目
"自然薯の森 山薬”で朝ごはん
"天山"で立ち寄り湯
"鈴鹿"で夜ご飯
”友栄”で鰻を食べる
最近の私達夫婦の箱根に行く目的の一つとなっているのが、友栄での鰻。
今まで食べた鰻の中で1番美味しいと思ってます。
席の予約が出来ないのでお店に一度行って名前を伝えてかなり待ちますが、鰻の取り置きはしておけます。
というか、取り置きしておかないと無くなります。
この日も週末でしたが、開店時間ぴったりの10時に電話して、食べる分の鰻をキープ。
10時45分くらいにお店について、近くのカフェでお茶しながら待って11時20分くらいに呼ばれました。(携帯に電話してくれます)
まずは日本酒と肝。
肝はタレと塩が選べますが、断然タレが美味しいと思います。
そして白焼き。
白焼きとうな重は同じ金額です。
ご飯代はタダ同然、鰻代が全てってことなんですね。笑
山葵もさすが美味しいんです。
うな重とはまた違った美味しさ。白焼きに山葵。最高に美味しいです。
日本酒の種類によってお猪口も違う種類で用意してくれて、楽しいんです。
ゆっくりお酒も楽しめるのが友栄の魅力。
そして、うな重登場!
本当にふわっふわで美味しいーっ!
もう少し詳しい友栄の様子はこちらの記事でも紹介しています。↓
【箱根】 友栄の鰻とナイトミュージアムと温泉と。<前編> - KM delicious trip
”つたや旅館”でお得にゆったり宿泊
箱根は素晴らしい旅館がたくさんありますが、気軽に行ける分、あまりお金をかけたくない時もありますよね。
また、美味しいレストランや美術館、その他大涌谷など観光スポットもたくさんなので宿にいる滞在時間が短い場合もありますよね。
そんな時にとてもオススメなのが、今回私たちの泊まった”つたや旅館”さんです。
旅館、というよりもゲストハウス、といった方が良いですね。
その分、お一人3,000円台〜とか泊まることも可能です。(日にちとお部屋タイプによります)
箱根つたや旅館【公式】ONSEN GUESTHOUSE TSUTAYA
エントランスはまさかの門だけが浮かんでいる造り。
この門をくぐるとすぐに下がる階段になっていて、渓谷に沿うように建てられています。
江戸時代から続く老舗旅館をモダンでカジュアルにリノベーションしてあります。
フロントもおしゃれ。
大正ロマンな雰囲気のモチーフだったり、コストのかかる天井の処理は網かごを飾りにしながら上手くコストダウンをして、低価格を実現しています。
スタッフの方もみんな爽やかで感じ良く親切です。
売店というのはなく、このようにドリンクやオリジナルグッズが少し売られています。
入り口でスリッパに履き替えて、今回私たちが泊まる部屋はすぐそこ。
ちょっと落ち着かない印象もありますが、フロントで人がガヤガヤうるさかったりすることは全くなく、問題ありませんでした。
お部屋
つたや旅館には、タイプの全く違う宿泊スタイルが用意されていて、
一番高額なのが、こちらのスーペリアルームです。↓ (画像は公式HPから拝借)
和洋室にモダンにリノベーションされていておしゃれ。
3名まで、とか5名まで泊まれる作りで、もちろん人数が多いとよりお得です。
かたや、カプセルホテルのようなキャビンタイプも。↓
女性専用スペースもあります。
この後載せるラウンジが広々していて、キッチンもあるので、温泉と併せてそのパブリックスペースでほとんど過ごすのがOKな人には、箱根でカプセルホテル、というのも面白いと思います。
外国人にも人気そうですよね。(オープンしてすぐにコロナになってしまったそうですが)
今回私たちが泊まったのは、スーペリアルームとキャビンの中間に当たる、スタンダード和室です。
こちらはそこまでモダンでもなく、リーズナブルな旅館の和室って感じです。
トイレは共用部使用で、お風呂もお部屋にはついていません。
水周りもかなりコンパクト。
デスクとかなり近い位置にあります。
ただ、モダンな小物で機能性も悪くないです。
お部屋の外の眺めは、まさに渓谷。
下の方に川が流れているのがわかります。
お茶やポット、冷蔵庫はお部屋に用意されています。
アメニティも小分けのポーチに入れて配られるので、コロナ対策もバッチリです。
ポーチの中身。
こういうところはちゃんと旅館、ですね。
ラウンジ
このラウンジが特徴的でゲストハウスらしさ、です。
右手がキッチン、左手が寛ぎスペース。
キッチンの中央にあるテーブルは、お風呂の桶でデコられていてカワイイ!
寛ぎスペースは、奥がカウンターテーブル、手前がソファスペース、右手奥が座敷になってます。
自然光も入ってきながら、照明は間接照明で明るすぎないのも良いですね。
落ち着きます。
本も色々あります。
そして遊び道具も!
キッチン
キッチンには、自販機と、冷蔵庫。
お鍋やフライパンなども揃ってます。
宿泊費が安いので、何泊かする場合にもキッチンがあると良いですよね。
トースターなども用意されてます。
もちろん調味料も。
お茶やコーヒーは無料で飲めるように置かれています。
コーヒーもインスタントから、豆を挽く道具まで揃ってます。
カップもポットもカワイイ!
挽きたてのコーヒーが飲めるのは幸せですね。
お風呂
お風呂は、内風呂と露天風呂があります。
露天風呂には身体を洗うスペースはないので、まずは内風呂から。
脱衣所はこんな感じで、コンパクトです。
貸切り状態で誰にも会いませんでした。
なので、お風呂も撮影しちゃいます。
風情あるお風呂です。
建物は古くても、ここでもやはりアイテムがモダンでオシャレ。
そのバランスがとても良いですね。
そして露天風呂。
男女隣で景色も変わらないので、入れ替えはないです。
こじんまりしてますが、こちらも緑を感じられて川のせせらぎが聞こえてステキな雰囲気です。
とても落ち着いて入れます。
脱衣スペースに椅子があったりと、ゆったり入れる工夫があってとても良いです。
”いろり家”で夜ご飯
夜ご飯はついてないので、先程のキッチンやラウンジで食べるか、外で食べます。
近隣のレストランやテイクアウト可能なお店の一覧も用意されていますので便利です。
私たちは、孤独のグルメにも出ていた"いろり家"さんをチェックしていたので、宿から電話予約して伺いました。
フロントで、お店までの近道教えてもらいました。
夜は宿の外に提灯がステキです。
出て左手に進むと通り向かいに階段があります。
階段上からは宿の提灯が見える距離。
そこから道沿いに進むと、3分ほどでいろり家さんに到着。
こじんまり、落ち着く雰囲気。
座敷席について、まずはポテサラがお通し。
これは嬉しい!
馬刺しとコロッケ。
いろり家さんは、足利牛のステーキ丼とアワビ丼が有名で、孤独の吾郎さんも食べていたのですが、
私たちはお酒に合わせたいのと、牛肉気分でなかったので、馬刺しに。
馬刺し専門店とはもちろん違いますが、十分美味しかったです。
コロッケはまさに求めてる味!
そして、お隣の席の人が食べてて気になったシラスのピザ。
薄いビザ生地が良いですね。
お腹いっぱいになって、宿のラウンジで地ビールを飲みながら寛いで就寝。
"自然薯の森 山薬”で朝ごはん
翌日は、チェックアウトしてまずは朝ごはん。
普段朝ごはんは食べない私たちですが、すぐ近くに自然薯の美味しい朝ごはんで有名なお店があるということで行ってきました。
外観はこちら。
地下に降りていく造りなのですが、こちらも断崖に建っているので、店内は自然光入る明るい造り。
階段がもう既に「行列できること前提」の造りで、踊り場にTVが置いてあったりします。
この日は10組くらい並んでて20分くらい待ちました。店内は広いので、結構ちゃんと回転します。
こちらが"究極の朝ごはん"。
本当にそういう名前のメニューなんです。
ご飯は、お釜で炊くむかごご飯と、おひつで出される麦ご飯とを選べますが、メニューの下に写真で解説されているとおり、お釜でのむかごご飯を食べるべきでしょう。
ただ、私たちの次に入店されたかたは、もうむかごご飯が売り切れになってしまってました。
自然薯は粘り気が強く味も濃くて本当に美味しい!
卵も新鮮で栄養たっぷりという感じで最高です。
そして、やはりご飯が本当に美味しい!
最高の炊き加減で、自然薯と合わせるとモリモリ食べられてしまいます。
その他、さつま揚げや海苔の佃煮、豆腐も美味しい!
普段朝ごはんは食べない私たちですが、やっぱりこういう「THE 日本の朝ごはん」という内容をその地のもので美味しくいただけるのは、本当に幸せを感じます。
"天山"で立ち寄り湯
言わずと知れた日帰り温泉どころ、天山。
山間の中の広々とした温泉施設で、箱根で日帰り温泉といえば筆頭に上がってくる場所ですね。
この時は9月のまだGOTOトラベルもスタートしてないタイミングの週末でしたが、めちゃくちゃ混んでました。
天山の同じ敷地内の"一休"に行けば良かったです。。
天山は、露天風呂がたくさんあって、またお食事どころもあって良いのですが、一休はお風呂だけ、なので、その分静かで落ち着いています。
HPも同じURLの中で天山も一休も紹介されてます。
国道732号線沿いのバス停が目の前にあるので、箱根湯本駅からとても便利。
敷地内には、お蕎麦やさんもあり、一休はお風呂しかなくても、この”すくも”でお蕎麦を食べられれば良いですよね。
写真は公式HPより拝借。
ただ、営業時間が17時まで(オーダー16:30まで)なので、注意が必要です。
"鈴鹿"で夜ご飯
最近の私たち夫婦のお気に入りは、箱根湯本駅から歩いて1分の場所にある”鈴鹿”さん。
いわゆる居酒屋なのですが、本当に「ありそうでない近所に絶対欲しい味も雰囲気も最高の」居酒屋さんです。
17時に開店してすぐ席が埋まるので、予約した方が良いです。
22:03箱根湯本発のロマンスカーが新宿行きの休日の最終なので、駅まですぐですし、お店の席が許せば、かなりゆったり飲めます。
もうお通しの落花生からして既に美味しい。
板わさ。
箱根だし、小田原の蒲鉾食べたくなりますね。
そしてわさび漬け、最高!
お造りも本当に美味しい。
二人でいろんな種類が食べられるように、盛り合わせてくれます。
女将さんが元気で親切で、日本酒も上手く勧めてくれるので、とても楽しいです。
人気のエビのぷりぷり揚げ。
いわゆる海老マヨですが、これが本当に美味しい!
揚げたて、プリップリです。
お料理は若い大将がおひとりで担当されていて、32席が常に埋まっているような状態で、見事な連携でこれまた良いタイミングで提供してくれます。
箱根に行ったら、ロマンスカーに乗る直前までの夜ご飯は、鈴鹿さんで決まり!っていうくらい、夫婦で気に入っています。
以上、1泊で、自然に癒されながら、温泉に入って美味しいものを中心に過ごす箱根旅。
11月には芦ノ湖でキャンプも行ったので、また綴りたいと思います!
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