今回の旅でとっても楽しみにしていた、Casa Julian (カサ フリアン)。
トロサという、サンセバスチャンから車で30分、バスで45分の距離にあります。
トロサの名物はチュレタという炭火焼のお肉。
その代表的なお店がCasa Julian (カサ フリアン)。
サンセバスチャンに来たら、是非立ち寄りたいお店です!
トロサへはサンセバスチャンからバスが出ており、乗り換えなしで行けます。
行きと帰りで迂回するルートが違ったのか、所要時間が違いました。
遅いと行きは1時間かかり、早いと帰りは40分で着きました。
いつもはとっても正確なGoogle mapも、この時は時間通りではなく、1時間バスに乗ってたので、少し余裕持って行くと良いと思います。
Tolosa(行き)とバスにも書いてあるので、とってもわかりやすいです。
美味しいものを食べに、バスで揺られて向かうのはテンション上がります。
スマホでGoogle mapを見ながら、地名とバスの車窓から見える光景とを見比べて行くと楽しい!
トロサの町の入り口です。
そしてバスの終点は、町の広場。
のどかな町。
奥には山が広がり、広場には葉っぱの取れた面白い木々。
バス停からは、歩いて5分ほど。
この、川を挟んで向かいにある Casa Nicolás も、トロサのチュレタで有名なお店のようですが、日本でも食通の人たちがこぞって褒めて「一生に一度は行くべき」としているのが、今回訪れる予定のCasa Julian なのです。
この川の光景が最高にきれい!
この日は風がなく、空が濃い青で水面に鏡のように映る町が、ヨーロッパの田舎町!って感じで良いですね。
見えて来ました、カサフリアン!
このかわいい緑の外観。
中に入ると、凄く素朴な内観。
先に着くまでに、キッチン?バックヤード?がチラリ見える造り。
お肉の塊までドドンと見えて、迫力ある!
この焼き台がお部屋の中にあるのが特徴です。
この角度で焼いている様子が見られるベスポジ席でした!
嬉しい!!
席の感じも素朴で良いですね。
良い気が流れているのを感じますし、お肉の焼ける香りが食欲をそそります!
13時とバスク地方のランチには早い時間でしたがお客さんも入っていて14時には満席に。
まずは、チャコリから。
このトロサからほど近いワイナリーのものだそう。
お料理は、メニューになかったけど、"牛のカルパッチョ"を美味しく食べている人の記事を読んで、ダメ元で聞いてみると。
「用意できるって!ラッキーだったね!!」とのこと!
おおっー!本当にラッキー!!
サービスも、肩の力が抜けていて、みんな楽しそうでとっても良い感じ!
そしてその牛のカルパッチョがこちら。
凄い迫力!
レア感!そして極薄!!
これぞ、肉食!!!笑
これを食べていたら、他のテーブルの人たちがが「あれは?」という感じで目線を感じるくらいの見た目のインパクトです。笑
すっごく柔らかいのとオリーブオイルが効いているから、もちろんそのままでも、このパンにつけても絶品!!
これは忘れられない味!
そして続いては、このレタス。
フレッシュなレタスに、これまたオリーブオイルと塩、胡椒だけ、だと思うのですが、
なぜそれがこんなに美味しい⁈
と信じられない美味しさ。
このレタスの密度やシャキシャキ感と柔らかい葉が最高です!
2人で食べるにはかなり多いのですが、サッパリ食べられてしまいます!
そして、これもチュレタと合わせて必ず食べるべきもの、がこちら。
ピメント、という赤ピーマンのグリル。
オーブンから出たてのグツグツ、ピメントもぷくぷくした状態がこれまた食欲をそそります。
味がぎゅっと凝縮して、とっても甘いんです。
玉ねぎやピーマンって、グリルすると素材の甘さが出ると思うんですが、これもそんな感じと、でもそれが「ほのかに甘い」ではなく、強く甘さを感じます!
多分、マリネしたものをグリルしているのではないかと思います。
グリルのこんがり感も含めてて、ちょっとキャラメリゼされた感じさえしちゃいます。
そして、最後はもちろんチュレタ!
焼き台の隣にはこのお肉!
熟成リブロース肉!
迫力が凄い!
この焼き台で、炭火焼、というか、薪焼きですね。
結構な火力です。
火の強いところで表面を焼き上げ余分な脂肪を落とし、火の弱いところで冷ましてを繰り返して焼き上げます。
大量の塩!
でも決して塩辛くないから不思議。
来ました!
旦那さんと私分に取り分けて持って来てくれますが、これはそれをくっつけたもの。
こんがり!
凄い迫力!
こちらは私の分。
ぎゅっとした重量感あり、です。
きれいなピンク色!
美味しくないわけない!っていうビジュアル!
素晴らしく切れ味の良いナイフで、舌触りも最高のキメの細かさ。
豪快、なのに、繊細さも感じる、そんなステーキ。
おススメしてもらった、リオハの赤ワイン。
これがかなり美味しかった!!
ソムリエの女性も自然体で楽しい人でした。
かなりしっかりしていたのと、チャコリからの二本はランチで空けられず、飲みきれなかったら、ちゃんと袋を用意してくれて持って帰らせてくれました!!
最後に焼き台でスタッフの方と記念撮影!
本当に美味しくて、特別な時間でした!!
これだけ飲んで食べて、全部で150ユーロ。満足!
サンセバスチャンに来たら、またCasa Julianに来なきゃですね。
予約は公式HPからできます↓。
CONTACTO | Asador | Casa Julián Matias Gorrotxategui
あと、こちら↓は、casa Julianを理解するのに、とても良い記事です!
牛のカルパッチョもこちらで知りました!
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